近況報告とかだらだらと


久しぶりに酩酊状態である。酩酊メソッド(?)を使い、gdgd書いていく。(1:40)のように書いてあるのは、1:40にそこを更新したということである。朝方になってこの更新が途絶えたら、それは酔いつぶれてやねうらおは寝たのだという風にご理解いただきたい。


・(1:40) 100円傘がいっぱいある件


私は出かけるときに雨が降っていなければ傘を持っていかないのだが(天気予報?んなもん知らんがな!)、帰りに雨が降っていると駅近くの100円ショップで傘を購入して帰ってくる。同じ色の傘ばかりなのも嫌なので購入するたびに違う色にしたりするのだが、友達が遊びに来たときに相当数の色の傘があるのを見て「傘、集めてはるんですか。今度、ここにない色のを持ってきましょうか?」とか言われた。


どちらかと言うと、持ってきましょうか、ではなく、ここにあるのをすべて持って行って欲しいのだが。


・(1:50) 東京出張


新大阪から東京行きの新幹線に乗車する。
「こだま」「ひかり」「のぞみ」の3つのうち、どれが一番乗車時間が短いのか。


「こだま」→ こだまだから、音速だろ。
「ひかり」→ 光だから光速だろ。これ以上速くなることはありえない。
「のぞみ」→ なんだよそれ。知らんがな。


という思考プロセスを経て、いつも「ひかり」に乗ってしまい、待ち合わせに遅れて到着するのが常となっているという話を友達にしたら、「あれは、光より速いといいのになぁ、という望み(願望)なのだよ」と。


・(2:00) 東京に住んでいたときの元彼女の話


10年ほど前、私は東京で生活していた。そして彼女ができた。彼女の元彼は、本を何冊も出している大手サイトの管理人だ。当時、私なんかよりその人のほうがはるかに有名だった。私は本をまだ1冊も出しておらず、どちらかと言えば無名に近い状態だった。


彼女が「私の前の恋人の本なんだけど」とその元彼の本を私に見せてくれた。ああ、彼女ともし別れたら、私の出した本も彼女は次の恋人にこんな風に見せて自慢するのかなぁとそのとき思った。私が出す本は、そんな自慢ができないように、すごーく恥ずかしい表紙にしてやろうと思った。それが解析魔法少女の美咲ちゃんである。


ところで、その彼女の元彼とはときどき顔を合わすのだけど、なんだか気恥ずかしい。「ああこの人と穴兄弟なんだ・・」とは思わないけど、向こうは、彼女のその後のことは一切知らないわけで洗いざらい話したほうがいいのかどうか、いまだに悩む。


・(2:10) マウスを自作する


Think Padのポインティングデバイスにインスパイアされ、いつかは自分でもボインチンコデバイスを作ってみたいと思っていた。


ボインの間にチンコを挟むようにして上下にこするとジェスチャーが発動するのだ!


すまん。この書き込み、明日、起きて冷静になってから読み返してすべて消すかも知れん。


ところで、マウス自作するための下準備としてマウスを分解してみたところ、ロータリーエンコーダーという仕組みが使われている。このロータリーエンコーダーと聞くと「ロリータ、援交だ!」と脳内で変換されんだよ。誰か助けてくれ!


・(2:20) ファイルサイズの比較はもうやめよう


私はちょっとしたメモを「メモ.txt」というファイルに書いたりする。


そうすると、別のパソコンでも同じファイル名のファイルがあって、同一かどうかよくわからなくなる。異なるパソコン間なので、差分をとるソフトで差分を調べるわけにもいかず、そもそも同じかどうかを調べるだけでそんな手間をかけるのは嫌だ。


結局、更新日時か、ファイルサイズで比較することになる。だが、ファイルサイズだと偶然同一になることもあるし、Wordで画像が貼りつけてあったりすると結構大きいサイズになってバイト数表記だと8,9桁あったりする。


これを覚えて、別のほうのマシンのと一致するかを確かめるのが常なのだが、結構面倒である。マウスをファイルにhoverさせたときにCRC32か、それに準ずる、ファイル固有の何かを表示してくれればいいのにと思う。


ついでに言えば、それはアルファベットと数字の羅列ではなく、もっと一目見てわかるように名前辞書を通して、「たこ焼きアイス肉まん」のように変換されているとなお覚えやすい。


職場で「俺のたこ焼きアイス肉まんどこ行った?」とか言われても「ハァ!?」という感じだが・・。


・(2:30) やねうら王、コンピュータ将棋大会、出場辞退の件


告知が遅くなって申し訳ないが、私の個人的な都合により、出場は辞退させていただくことにした。もういまは私には余力というか精神的エネルギーというか肉体的エネルギーというか、なにもかもが足りてないのだ。


私のソフトには優勝できる望みはあったにせよ、ボナンザベースということでA級リーグさんと路線が被っているので、私が無理して出ることもないなぁと思ったのも一因ではある。


私もボナンザの高速化にいろいろと取り組んで、確かに高速化は目に見えて強くはなったのだけど、それは私がやらずとも放っておいてもマシンが進歩して自然に到達できる強さではある。わずか数年後の未来を先取りするためだけに莫大な時間を費やすのは、なんだか馬鹿らしい気がしてきた。


もし来年、出場する余力があれば、ボナンザベースではない、ボナンザを何の参考にもしていない、まったく新しい将棋ソフトで出場したい。それが強いか弱いかはわからないが・・。


・(2:40) 数学が実生活で何の役に立つかという話その1


数学って本当に実生活で役に立つのだろうか。


例えば、身長が高くて大きなサイズの布団を買うともったいないとしよう。ならば布団の対角線上に寝るのだ。これならば、ひとまわり小さなサイズで済む。このとき買えばいい布団のサイズは、対角線の長さをピタゴラスの定理で算出して・・うーん、そんなことするだろうか。


いや、まあ、するとしてだな、そもそも、布団の対角線上に寝るという発想がないとピタゴラスもへったくれもないのではないのか。


・(2:50) 数学が実生活で何の役に立つかという話その2


別の例を考えよう。「私、いますぐ富士山が見るところで食事がしたいわ。」とか彼女に言われたとする。時間的に考えてそんなに近くまでは行ってられないから、下図のような円を描く。緑色は地球だ。赤い山は富士山で、茶色の矢印はその目的地だ。



地球の半径rとして、富士山の高さhとする。この青いのは直角三角形だから、ピタゴラスの定理により、富士山からL = sqrt((r+h)**2 - r**2)だけ離れたところならば富士山の頂上が見えるわけだ。それをGoogleMapで探せばいいのだ。


いや待てよ。「私、いますぐ富士山が見るところで食事がしたいわ。」だなんて言ってくる彼女は私ならいらない・・かな。



・(3:00) 数学が実生活で何の役に立つかという話その3


もうちょっと現実的なところでショートケーキを二等分することを考えよう。


私は、下図のように青い線(直線DE)で切断するのが好みだ。何故ここで切断するかと言うと切断面積が最小になるのでナイフに付着するケーキの量も最小になると考えられるからだ。



このとき三角形ABCと三角形ADEとが相似なのでAD:AB=1:√2になるようにすれば良く、すなわち、ADはABの1/√2、分母を有理化して、√2/2 ≒ 70.7%のところで切断すればいいわけだ。この70.7%は、A3の用紙をA4に縮小するときなどにも現れるとても意味深い数字である。


ところで「ケーキなんてものは彼女に好きなだけ食べさせて自分は残ってのを食ってりゃいいんだよ。二等分するためにナイフとかありえないから!」とか言われそうだな、こりゃ。



・(3:10) リモートデスクトップがブロードバンドに適していない件


Windowsリモートデスクトップは通信量が限られている環境でもすこぶる快適である。
しかし、いまや家庭内は1Gbpsの有線でLANを構築しているのが普通である。まあ、無線だとしても昔ほど遅いわけでもない。


そうなってくると、画面まるごとキャプチャして圧縮して送ってくれたほうが3Dのゲームなどが動いてよほど使い勝手が良いわけだ。


「Fantasy Remote」(→ http://amamaman.hp.infoseek.co.jp/ )は、すごいなぁと思う。ただ、ゲームの場合、最近のネットゲーはnProかHackShieldが使われていて、リモート側のマウスとキーボードが動かなかったりするのが残念なところだが。


マウスとキーボードだけ別に専用ドライバ(Keyboard over TCP/IP , Mouse over TCP/IP)を書いてやろうかと思ったり、思わなかったり・・。


まあ、私の場合、そんなドライバを書くよりnProやらHackShieldを回避するほうが簡単なわけだが・・。


・(3:20) HackShieldの回避について


HackShieldについて以前調べていたとき、行き着いたブログで次のようなエントリーを見つけた。


拝啓 魔法少女
http://client.seesaa.net/article/139724629.html


たぶん、私の著書のことだろう。だいたいにして私は自分の本ではベストを尽くす。それを読んだ読者はその後、成長するから、場合によってはその分野ではどこかで私を追い抜くわけだ。


つまり、相手のほうが私なんかより断然詳しかったりするのだが、そんな相手から「やねうらおさんは神!」とかあがめられていたりすると、私は自分の実力がそこまで追いついてないことにとても恐縮してしまう。


・(3:30) HackShieldの回避は逆アセ不要!


HackShield環境下でもJoyToKeyが使える。これは、JoyToKeyがHackShieldをくぐりぬける特殊なWindows APIを呼び出しているのではなく、単にHackShieldがセーフリストとしてJoyToKeyを持っているだけのことだ。


ただしJoyToKeyを改ざんするとセーフリストの対象から外れるので無効になる。あとは仮想ジョイスティックドライバ(例えば、PPJoy)と組み合わせれば、それだけでHackShieldの回避に成功する。


まあ、この方法はそのうちPPJoyのdriver自体がHackShieldのNGリストに登録されて使えなくなるんだろうけど。


・(3:40) サイバーエージェントの話


もうかれこれ10年近く前の話になるが、当時、私の会社の営業をお願いしていたNさんがサイバーエージェントに営業に行ったことがある。


帰ってきたNさんの話から即座に私はビジネスモデルを理解し、「ああ、なるほど、こうすれば儲かるのか」と思ったが、当時の私はそれを自分でやるだけの行動力に欠けていた。


あのとき、同じことをやっていれば、いまごろ私はグラビア女優と結婚して、そして1年と少しで破局して離婚して、いまごろ多額の慰謝料を取られていたのかも知れない。いいような、悪いような・・。



・(3:50) Visual Studio 2010


今日、Visual Studio 2010の日本語版がMSDNからダウンロード出来るようになるらしい。早速インストールしてみるつもりだ。


ところで、Visual Studio 2010は、Express Edition(無料版)からアップグレードしたほうが、単体でパッケージ購入するより安くなるEditionがあるのだが・・あれは何だ。罠か?



・(4:00) 日コン連の山本理事長とソフトバンク孫社長の関係について


http://ja.wikipedia.org/wiki/日コン連


wikipedia上では以前書いてあった内容が客観性に疑問がどうとかで記述がごっそり削除されているが、たぶん私しか知らないことなので書いておく。


もともと山本氏は、シャープの営業マンとして入社したのだが、売り方がひどく「このX68000というパソコンで一太郎は動きますか?」「動くと思いますよー」ってな具合で販売していて(←私はJ&Pのショップ店員から聞いた)、客からのクレームも多く、それでも営業成績は良かったため(←山本氏談)、独立すればどうかと孫社長の声がかかった(←このへん山本氏から聞いたが私はうろ覚え。違うかも)。


いまや書籍などの企画部をサテライト化するのはどこの出版社にしても特に珍しいことではなく、例えば、マイコミであれば、CPUの創りかたというベストセラーがあるが、これはマイコミ編集部が企画したのではなく、外部スタッフ(?)のUさんが企画して、著者と交渉し出版にこぎつけたわけである。


このように、書籍の企画を社内だけで行わないほうが、いい本が出来る場合がある。おそらく、孫社長の当時の狙いは、そういう企画部のサテライト化だったのではないかと思う。


それが何をどう間違えたら、日本霊能者連盟(SEOに協力する気はないのでリンクはあえて貼らない)になってしまうんだろうか。まったくもって孫社長的には完全な黒歴史だろう・・。



・(4:10) リモードデスクトップのセッション数制限解除


私は開発用途には同時ログインができるようにWindows Server 2008 R2をもっぱら使用しているのだが、ゲームやテレビのキャプチャーボードが使えなかったりして大変不便だ。


仕方ないのでWindows 7にするわけだが、リモートデスクトップのセッション数制限があるので、同時ログインができない。ゲーム画面を立ち上げながら、ノートパソコンからリモートデスクトップでログインして、メールのチェックがしたいなんてときに困るわけだ。


セッション数制限なんて↓のように数バイトpatchを当てるだけの話なのだが・・Windowsのライセンス違反である。駄目、絶対!


Windows7/Vista/XPのリモートデスクトップのセッション数制限を解除する「Universal Termsrv.dll Patch」
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20091205_universal_termsrv_dll_patch/


・(4:20) 古いマシンの処分


私は何かことあるごとにマシンを新調する。例えば、Visual Studio 2010をインストールするのは昨日買った新しいマシンだ。Visual Studio 2008を入れている環境とは別にしておかないと、動作検証ができないからである。


VirtualPCだのVHDだので環境を切り分けても良いが、1年に1,2回ぐらいはマシンを買い換えたほうが低消費電力だったりUSB3.0がついてたり、大容量HDDだったりSSDだったりと何かとすっきりするのである。


それで古いPCの行き場所だが、私の家の場合、オトンとオカンが持っていくわけだ。私は両親とは同居はしていないが、もし仮にもっと大家族だとしたら、みんながお古の遅いPCからリモートデスクトップでメインのパソコンに接続し、そこで将棋なりカラオケソフトなりを使うというソリューションにも現実味があるわけだ。意外とお古のPC、役に立つんだなぁという。


・(4:30) 嫁


最近、特に思うのだが、男というのはとても愚かな生き物なので、男の人生というのは、どんな女性に巡り逢うかで決まると思う。


嫁は献身的であればいいというわけでもなく、かと言って鬼嫁がいいというわけでもなく、支え合っていればいいというものでもない。


あまりに嫁が可愛すぎると、もうそちらに自分の全エネルギーすべてを注ぎ込んでしまって、気づくと会社が傾きかけているなんてこともあるだろう。嫁選びはなかなか難しいのである。



・(4:40) だらだら書いてたら眠くなってきた


寝て起きたら、2chにスレが立ってて、ブログ炎上してたりしてな・・。



・(4:50) 近況


結局、近況書いてなかった。いま、私は自然言語処理の研究をしている。これが直接的にお金になるかどうかはよくわからない。


それにしても、インターネットは個人のリソースを猛烈に奪い取る気がする。インターネットのブログの巡回とかを1ヶ月に1日だけに限定し、かつ、メールのチェックも1週間に1回だけにすれば人はもっと優れた仕事が出来ると思う。



(5:00) 天狗になるのも大変だという話


私は気分転換にニコニコ動画を見たりするが、何かの演奏にせよ、イラストにせよ、ダンスにせよ、ヨーヨーにせよ、ハードや電子工作にせよ、本当、すごい人は桁外れに凄い。


よほどの情報弱者でない限り、自分よりはるかに上にいる人たちの存在に気付かされるだろう。


しかしそういう上のほうの存在を知って、そこを目標に頑張れるほど世のなか強い人間ばかりではない。そういう存在のことを知らずに、無我夢中で、自分が一番だろうと天狗になりながらすこぶる成長する人だって世のなかにはいっぱい居るのである。しかし・・いまのように欲しい情報が簡単に手に入る―――手に入ってしまう―――ような世の中では、そういう人にとっては生き難いだろうなぁ。



(5:10) 寝ます!


おやすみなさいませ。