こまぎれに記事を書くともったいない


ご覧のとおり、このように細切れに記事を書くと、はてブもほとんどつかない。
twitterで技術的な記事を書いてもほとんどは速攻埋もれてしまい、しばらくすると検索エンジンにすら引っかからない。


逆に言えばのちのちまで残したいなら記事はまとめて書くべきだ。ついでに@ITCodeZineのように複数人で網羅的に同じ系統の記事が書いてあるサイトのほうが読み物としての価値はさらに高い。


つまり同系統の記事を10倍書けば100倍ぐらいのページビューがあってもおかしくはない。


逆に細切れに、別系統のことをtwitterのように書き続ければ、本来の1/10ぐらいのアクセスしかない。
これでは記事を本当に読んで欲しい人に届けることは出来ない。


ブログからtwitterに移行し、twitterに技術ネタを断片的に書いて(ブログには書かずに)満足しちゃってる人を最近よく見かけるが、これはよろしくない傾向である。

M君と連絡がついた


僕はグラディウスで頭がさらにおかしくなった
http://d.hatena.ne.jp/yaneurao/20100122


に書いたパロディウス/極上パロディウスなどで全国スコアを保持しているM君と15年ぶりぐらいに連絡がついた。上の記事を知り合いから「このM君って君のことじゃない?」と言われたのがきっかけらしい。


明日はM君と会う約束をしている。
ついでに当時のことを振り返りながらインタビューとかしてみようかと思う。
何か聞いて欲しいことがあればコメント欄にどうぞ。

伝書鳩メソッドを活用する


インターネットは石を投げれば必ず相手に届くという話
http://d.hatena.ne.jp/yaneurao/20100505#p8

トラックバックなんか打たなくても、相手の実名を書いておけば、いずれ検索エンジンからその相手が飛んできたり、あるいはその記事を読んだ誰かがその相手のmixiなりtwitterなりで「なんとかさん、こんなこと書かれてますよ!」とか伝えるわけだ。

つまり、これは伝書鳩メソッドだ。このメソッドはWeb 2.0というより、Web 0.1ぐらいのローテクノロジーのような気がするのだが、意外に使える気はする。


連絡のつかなくなっている人にこの伝書鳩メソッドはとても有効だと思う。
今日はこのメソッドをもう少し活用してみたい。

人生を振り返ってみて


私の人生を振り返ってその人間関係を考えてみるに、この人には「お世話になったなーとか」「迷惑をかけたなー」とか言う人が3,40人ぐらいいる。逆に「この人には十分お世話をしてあげた」「迷惑をかけられたなー」と言う人がその4,5倍の人数いる。


本音を言えば、後者の人から金を取り立てて、その分を前者の人たちに分け与えて、均(なら)したいぐらいだが、現実的にはそうもいかないので、過去にお世話になったことのある人とか家に招待してご馳走を振る舞うか、まあ何かしら返せるものなら御恩返しをするようにしている。


しかしまあ、そういう私の“御恩返し”も、それがまた何倍にもなってお返しが返ってくることがある。喜ばしいことではあるが、“均したい”と思う自分には少々息苦しくもある。


ともかく、リアルで私と面識のある人で私に一度もメールしたことのない人はメールください。
何か差し上げることが出来るものがあるかも知れません。

日本のオンラインゲーム史上最も優秀なプレイヤーは?


日本のMMORPGでプレイヤー数ナンバーワン(〜2010年)なのはラグナロクオンラインだと思うが、そのラグナロクオンラインでは公式の大会があり、日本で開催されるのはRJC(Ragnarok Online Japan Championship)である。


第一回、第二回のRJC(RJC2004,2005)で連覇したチームはCafeteriaである。
※ http://ragnarokonline.gungho.jp/special/fanfes2012/event/rjc/past-tournament.html


Cafeteriaを率いていたのはかめごう氏で、私が考える日本のオンラインゲーム史上、最も優秀なプレイヤーは彼である。


そこで彼に詳しく話を聞こうと思って先日私の家に招待していろいろ話を聞いたのだけど、その内容はあまりに刺激的すぎて、私は神経細胞が興奮しすぎたのか、そのあと40時間ぐらい眠くならなかった。


彼の話を聞いていて「ああ、天才ってこういうものの捉え方するよね」とか思ったり、「ああ、そう言えば私も過去にはそういう風に物事を捉えていて、そのときは天才的な仕事が出来てたんだな(あのときはきっと私は天才だったんだ!?)」とか思ったり。


かめごう氏との話は長引いたのでブログに掲載する記事は改めてインタビューさせてもらう約束をした。何かかめごう氏に聞いておいて欲しいことがあればコメント欄にどうぞ。

pop'n musicの全国スコアラー


伝書鳩メソッドその2。


ゲーム仲間と言えばpop'n musicの全国スコアラーだったKEN君にもご馳走を振舞いたいので、連絡ください。(彼の知人で彼のことをご存知のかたはこのURLを彼に教えてあげてください)


pop'n music7 インターネットランキング(KONAMI公式)
http://www.konami.jp/bemani/popn/music7/ranking/ranking/ranking_POPN71_0_70_0_100.html



当時はpop'n music7とかアニメロ2号とかやってた。よく彼と一緒にゲーセンに行った。
彼は私の目の前で全国スコアを叩きだしたこともあった。


BM98を作ってコナミから目の敵にされていた私ではあるが、そのコナミの公式サイトに「やねう企画」とか載ってるんだから皮肉なものである。


彼は小遣い稼ぎのためによくパチスロに行き、「子役なら目押しでとめれる」と言っていた。「(ドラムを)とめる瞬間は時間の経ち方が遅くなり、視界がモノクロになる」「1日やっているとそのあと2,3日は(視神経が疲労して)動けない」など脳科学的に見ても非常に興味深いことを言っていた。


彼には改めてもっと詳しいことを聞いてみたい。

全米ナンバーワンのピアニストが知り合いにいるのだが…


私の知り合いに全米ナンバーワン(自称)のピアニストがいる。


いや、小さいコンクールで優勝した経験があるだけ(だと思う)で、それをもって本当に全米ナンバーワンかどうかは私は知らない。本人はナンバーワンだと頑なに主張しているが眉唾ものである。


いまさら言うまでもないことではあるが、日本はピアノの生産量、世帯普及率ともに世界一位である。世帯普及率は20%を超え、奈良県で34.5%(2009年度調べ)など異常な数値となっている。


まあ、だいたいにして、3歳から始めたとしてもバイエル卒業ぐらいまでに半数ぐらい脱落して、ツェルニーの100番,30番,40番,50番と進むうちに半分、また半分と脱落して、ツェルニーの50番が終わるのは10人に一人いるかいないかぐらいなのだが、それでも元の母数が大きいから、相当数の人がプロのピアニストレベルの演奏技術を持っている。


大きな会社なら一人や二人プロレベルの人がいるのが普通である。日本はこのように音楽事情に関しては極めて特殊で、「犬も歩けばプロのピアニストに当たる」というぐらいに普及している。


ということをその全米ナンバーワンのピアニストに言ったところ


「そいつはうらやましいね。俺は、こんな田舎に住んでて、まわりには俺の趣味を理解してくれる奴なんて一人もいないよ。まわりの奴らときたら朝から晩まで牛の世話に明け暮れる毎日さ。」(意訳)


とか言っていた。


「まあ、そういう環境だからこそ一途に取り組めて全米ナンバーワン(本当のところどうだから知らねぇけど)になれるんじゃないの?」と言っておいた。

2周目のビジネス


成長する会社というのは最初、数名から始めたとしても、徐々に取引先を増やし、社員を増やし、対外的な信頼を獲得しながら売上を伸ばしていき、そして最終的には数百人になり株式上場する。


それはひとつのゴールであり、そのゴールまでやり遂げた創業メンバー(および創業メンバーに近いメンバー)は自社株を換金し、それを資本に再度小さな会社をつくることがある。


私はこれを「2周目」と呼ぶ。


テイルズ オブ シリーズの2周目のように、彼らはシナリオの流れはわかっている。こういう展開になるんだなと言う大筋は知っている。スキルも一通り知っている。しかし一周目より縛りがあり条件的に厳しかったり、敵が強くなって再登場したりする。


いま私はそんな「2周目」のビジネスマンたちと仕事をしている。


彼らと仕事をするといかに自分にビジネスセンスがなかったのかというのが身にしみてわかる。
私は自分を全くの無能だとは思わないが、しかし、あまりにビジネスのことを知らなさ過ぎたんだなと反省をしている。


確かに私には技術があり(かなり広範なプログラミングの知識があり)、平均的なプログラマーの何倍かの速度でプログラムが書け、そして平均的なプログラマーの何倍かの年収があった。


しかし、たったそれだけだった。


私の能力からすれば本当はその何十倍もの売上があって然るべきだったのだ。そのことに最近気付かされて、いままで自分がしてきたビジネスとは一体なんだったのかと呆然としている。私のことを信じてついてきてくれていた人たちには本当に悪いことをした。もっと私がしっかりしていればもっと給料を出せたのにと思うとなんとお詫びしていいのかわからない。彼らは私のことをこれっぽっちも恨んでないかも知れないが、私は恨まれても仕方がないと思っている。


本当、そういうビジネスの真髄(?)について、インターネットは何も教えてくれやしないんだな。
検索エンジンは全くの無力だ。私は声を大にして言いたい。


インターネットの馬鹿野郎!


とな。

IT系の勉強会


私自身IT系の勉強会に参加したことはほとんどない。誰かに教えてもらおうと思ったこともほとんどない。だいたい本を読めばわかることについて勉強会とかする意味がわからん。


しかし勉強会のあとの懇親会には意味があると思う。
特に懇親会でいろんな人と名刺交換することには価値があると思う。


ぶっちゃけて言えばIT系の交流会に参加しまくっていろんな開発会社の人の名刺をもらっておくとする。まあ、数千枚たまれば遊戯王とかで言うところのカードコンプリートの状態になって、画像処理ならこの会社、数値計算ならこの会社というようにほとんどのITのジャンルをカバーできるようになる。


あとは適当な案件に対して適当な会社を紹介すればその紹介料だけでも十分食っていける。


もちろん、技術力のない会社を紹介してしまうと沽券に関わるので相手の技術力や得意分野を正確に把握する力が必要だし、紹介料を払ってくれるような形で話を進める交渉力や、この人に紹介してもらえば大丈夫だと思えるような信用を獲得するための力は必要だ。


もし私が20年若返って、無一文から“2周目”をやるとしたらそんなことをするかも知れない。
いや…しないかな…どうだろう…。

IT系の会社さんメールください!


伝書鳩メソッドその3。


上で書いたように“2周目”の人たちとビジネスをしだしてから、うちの会社は急激に売上を伸ばしそうだ。


しかし、私は会社はもうしばらくは学校のクラブ活動ぐらいの気持ちで続けていきたい。要するに見ず知らずの人をいきなりスタッフとして招き入れたくない。だがこのままだと、自分のところだけでは仕事が回らなくなるのは必定だ。


IT系の交流会にでも出て地道に名刺交換をすればいいのだが、そういうところで自己紹介をするのが面倒なのでとりあえずはブログで募集してみようかと思う。(このブログの読者ならば私のほうは特に自己紹介する手間が省ける)


そんなわけでIT系の会社さん、私にメールください。
何か仕事を回せるかも知れませんし、何かいいパートナーシップを築けるかも知れません。