iPhoneで撮影した動画をWiFi経由でPCに転送する方法


iPhone5のバッテリーがあまりに持たないのでバッテリーつきのケースを用いている人も少なくないと思うが、バッテリーケースをつけたままPCに有線で接続できない製品も少なくはない。


私が愛用している以下のバッテリーケースは、バッテリーケースをつけたままのデータ転送に対応しているものの、端子形状がmicro USBで、付属されていたケーブルは充電用のmicro USBケーブルだったので別途買う必要があるようだった。



WiFi経由の転送ぐらいどうにかなるだろうと思い、いろいろ試してみたのだが一筋縄ではいかないことがわかった。以下に結論を書いておくので参考にして欲しい。


AirDrop → iOS7を待て。


・有料の専用アプリ → iPhoneで撮影した動画をWiFiで転送したいだけなのに専用の有料アプリが必要になるのは納得がいかない。ゆえに試さない。


iCloud同期 → iCloudの容量が無料アカウントだと5GBまでなので、iPadiPhone複数台所有しているとあまり容量が残されておらず、ここ経由で転送するのは少し無理があると感じた。


iTunesWiFi同期 → あまり知られていないが、iTunes側で「Wi-Fi経由でこのiPhoneと同期」というチェックを入れるとWiFi経由で同期する機能があるのだが、私はPC側にiTunesを入れていないのでこれは不可。


・GoodReaderのWiFi転送機能 → GoodReaderは写真フォルダから動画をインポートした時点で画質を落とす変換をするようで、これを設定でオフに出来ない。ゆえに使えない。


・SkyDrive経由 → iOS用のSkyDriveのアプリをインストールして試してみたところ、確かに出来るのだが、アップロードが遅すぎて100MBほどのファイルのアップロードに30分ぐらいかかるようだった。あと、途中でアップロードのキャンセルが出来ず、アプリを強制終了させても再度起動すると前回のアップロードを再開する。おまけに、ファイルのアップロードのレジューム機能がないようで、途中で中断されるとまた最初からのアップロードになる。


Dropbox経由 → iOS用のDropboxのアプリをインストールして試してみた。こちらはアップロードのレジューム機能はあるが、アップロードのキャンセルが出来ない。転送もSkyDriveと同じぐらい遅い。PC版と違い、LAN上のPCとLAN Syncする機能はないようだ。おまけに、外出しているときでもモバイルデータ通信を使ってアップロードするのでバッテリーがガンガン減る。


・GoogleDrive経由 → iOS用のGoogleDriveアプリをインストールして試してみた。こちらはすこぶる速い。SkyDrive / Dropboxアプリの20倍ぐらい速い。100MBのファイルの転送が1分程度で終わる。



結論的には、現状では、GoogleDrive経由がベストだと思う。というか、私にとっては実質的に、GoogleDrive一択であった。AirDropはよ。


なお、今回、ググっても適切な方法が見つからず、自分で試してみる必要があったので、時間をずいぶん無駄にした。他の人の参考のために記事として書き残しておく次第だ。