マインドストームNXTで作る自動ページめくりブックスキャナ(7)

yaneurao2008-01-30



基本サイズのブロックでページめくり部を組み立てていたのだが、ブロックで組み立てるとどうしても大掛かりになって、重たくなるし、重くなってくると途中のブロックが抜け落ちてきたりして強度を持たせるために頭を悩ませないといけなくなる。


レゴはいくつもキットを持っていれば、それらの部品を組み合わせればあとは何とかなる。ジョイントの方法は無数にあるので、いろんな方法であり合わせの部品を有効活用する。足りない部品を補ったり創意工夫するのがレゴの楽しみの一つだ。だから、新しいキットを買うごとに自分の創作の幅が広がるので、そこに成長型RPG的な快楽があるのだと思う。


しかし、この連載では、なるべくストレートかつシンプルに仕上げたい。例えば、強度を持たせるためにペグ付きの基本ブロック(右図)を用いても良いのだが、あまり入手しにくい部品は使いたくない。


そこで、基本サイズのブロックとデュプロは使わないことにした。土台部分を除いて、テクニック系の部品だけで作る。そっちのほうが時間が短縮できて、かつ簡単だ。せっかく購入した青、赤、緑バケツと基本ブロックのセットとデュプロのセットはもったいないが、すべて封印した。