聴音の訓練その1


リトルピシュナ 48の基礎練習曲集(60の指練習への導入) 解説付 (zen-on piano library)


なんかそこそこ聴音できるようになってきた。絶対音感は大人になってからは身につかないというのが通説ではあるが(ASIN:411880042X)、人によっては音の名前自体を間違って覚えているケースも多々あるのではないかと思うようになった。


♭とか#つきの五線譜を読むとき、本当は「♭ラ」の音が鳴っているのに「ラ」と読んで音を聴くと間違って学習してしまうのではないかと思った。


そこで、#ドを「デ」、#レを「リ」、#ファを「フィ」、#ソを「サ」、#ラを「チ」と読む西塚式音名で読むようにして、ピシュナなどを弾くときもこの音名に従って読みながら弾くようにした。


あとハノンなどもつい速弾きしてしまうのだが、自分が音名を追えないぐらいの速度で弾いてしまうと音に対する名前を覚える訓練にならないので自分が音名を言えるぐらいの速度にまで緩めて、弾く時に音を聴いて確かめながら練習するようにした。


とりあえずC3〜C6あたりは単音で1秒以上鳴っていれば間違いなく聴き取れるようにはなった。方法論としては間違ってないように思う。