Vistaレビュー

こんなガジェットが最初からついてる


製品版のVista日本語版をインストールしたのでレビューを書こうかと安易に考えていたのだけど、新機能が多すぎる。「こんなに大改造していいの?」って言うぐらいの大改造がほどこしてある。Windows3.1からWindows95になったときよりもインパクトがでかい。


ひとつひとつ書くのも何なので、はまりそうな点だけにする。


■ firewallの設定


firewallで外側(outbound)へのアクセスを制限できるようになった。でもディフォルトでoutbound方向のアクセスは何ら制限がかかっていない。ここの記事を参考に設定すれば出来た。ちなみに私がWindowsXP時代に愛用していたZoneAlarmは、Vistaではインストールに失敗した。ZoneAlarmのほうがお手軽でいいんだけどな…。


■ ファイルアクセス制限


非常にややこしくて誰もがハマると思うのだけど、これだけややこしければわかりやすい記事を誰かが書くだろうからここでは触れないことにする。


■ フォルダ共有


フォルダ共有ができなくて困った。こことかこことかを参考にしてやってみたのだけど、出来なくてハマった。いったんアクセスが拒否されると拒否されたという結果をcacheしているようで、パソコンを再起動するまでアクセス出来ないようだった。先にインストールに失敗したZoneAlarmが悪さをしているのかと思って見当違いのところを調べていた。設定自体は、その記事の通りで合っていた。


■ B's Recorder


DVD-Rドライブを買ったときについてきたB's Recoder Gold7 BASICを長らく愛用しているのだけど、これが動作しない。互換性に問題がありますとか何とかダイアログが出て起動すらさせてくれない。どうやってそんなチェックしてるんだろうと思って、ファイル名を変更したら起動した。しかし、ドライブを認識していない。デバイス一覧からDVDドライブをいったん削除してハードウェア変更のスキャンをするとドライブは認識出来た。さっそく書き込みテストをしたのだが、DVD-Rに書き込みした瞬間、ブルースクリーンで落ちた。しょんもり(´ω`) ちなみにIDE接続の内蔵DVDドライブ。USB接続のは試してない。


ちなみに、B's Recoder Gold8のほうも互換性ほにゃららダイアログが出て起動しないらしいが、そっちは付属のランチャーから起動すれば使えるらしい。(実行ファイル名変更でも動くと思う) 未確認情報。


■ DaemonToolsとTrueCrypt


DaemonToolsとTrueCryptは無事動いた。TrueCryptで d:/temp というDVD-R上の仮想ボリュームファイルをマウントしようとするとエラーが出た。WindowsXPのときはエラーが出なかったのに…。ファイル名が問題なのかも知れない。こんなファイル名はやめよう(´ω`) それ以外は正常に動いている。


■ OpenGLの動作が遅くなった


私が使っているビデオカードはGeForce7600なのだがICDドライバは組み込まれていないのか、WindowsXPのときの半分以下のフレームレートになった。NVidiaの公式サイトからVista用のドライバをdownloadしてくるとWindowsXPのときと同じフレームレートになったのでいいと言えばいいのだけど、Vistaの初期インストールの状態でこの状態なのは残念だ。


■ テレビキャプチャボード


7133Proが使えなくなった。これはサポートも終了している製品なので仕方ないと言えばそうなのだけど、買ったのはつい先月なのだ。(´ω`)


■ HDDの容量


寝る前のHDD残り容量→50GB
起きたときのHDD残り容量 → 63GB


自分の目を疑った。俺様の13GB分のデータはどこ行ったの?(´ω`)
HDDはガラガラとアクセス音が結構うるさいと思ったら、バックグラウンドで自動的に圧縮しているのだろうか。→どうもバックグラウンドではindexを作成しているようだ。消えた13GBは圧縮のせいではないかも。調査中。


■ まとめ


結局のところ、Vistaをインストールしてから、テレビが見られなくなって、DVDも焼けなくなった。でもそれくらい別にいいや、と思わせるだけの魅力がVistaにはあると思った。だけどサブマシンはしばらくWindowsXPのままにしておかないとDVDすら焼けない。当分の間、WindowsXPVistaとを併用することになりそうだ。