Ragnarok廃人伝説(8)

一言で言えば、かめごう氏は天才だった。私は氏のリアルを知っているのだけど、氏は中学のときの成績はかなり悪く平均以下だった。訂正。コメント欄見てね。


しかし、知能は非常に高く、そのあと、ある日、勉強の面白さに気づき(ちょうどRagnarokの経験効率の追求にも似たものがあるのだろうが)、学校の成績はグングン伸びて、東大が合格圏内にまで入り、いよいよ東大を受験するものの、入試当日に風邪をこじらしてしまって高熱で意識が朦朧としている状態だった。結果、東大には落ちて東京工大に進学した。


それゆえ、大学に入ると同時に勉強する意欲をすっかり無くしてしまい、ゲームの世界に没入する毎日だった。


一方、私はと言えば高校のときにプログラミングそのものに辟易し、「いままでさぼってた勉強でもするか」と勉強し始めたところから成績はグングン伸び始め、高校3年の4月の模試では東大がB判定になり、現役で東大を受験するものの、恐ろしくプレッシャーに弱く(id:yaneurao:20060716,id:yaneurao:20060305)、実際のところ高校3年のときはろくすっぽ受験勉強が手につかない状態だったので受かるはずもなく、東大入試が終わった後の2年間は何をするわけでもなくすっかり精神的にも病んでおり、プログラミングのアルバイトをする傍ら、ゲーム三昧の日々だった。


「療養を兼ねて田舎の大学でゆるい授業でも受けながら生活しなさい」と母親に言われ(母親は気を使ってか「ゆるい」とは直接的には言わなかったけども)、ハナクソ大学大学に入学する運びとなった。(この話は機を改めて詳しく書く)


このように二人は似たような境遇にあったためか、私と氏とは話が良く合った。(つづく)