ふたつのスピカに出てくるゲームについて考える

ふたつのスピカ 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
おすすめ度の平均: 4.5
2 ファンタジー学園物で舞台は中国のおはなしです。
4 ( =ω=.)<らき☆すた?国立東京宇宙学校編?
4 見せかけでは人は量れぬと知れ!
5 お勧めです。
5 暖かい

柳沼行の漫画『ふたつのスピカ』がテレビドラマ化されて、現在放映中である。漫画のほうは、現在15巻まで発売されており、まだ完結していない。


テレビドラマのほうは視聴率は低いものの、私はこのドラマは結構面白いと思う。
宇宙飛行士になるための学校を舞台とするSFのようなのだが、いろいろなゲームが出てくる。


例えば、第一話には次のような実戦訓練があって、ルールは次のものだ。


・5人で1つのチームを組んで行動。
・別の場所(走って5分〜10分ぐらいの距離)にある建造物を見てきて、その構造を積み木で再現する。
・建造物は、一人一度しか見に行くことは出来ない。
・建造物の前でメモ等をとることは出来ない。記憶の勝負。
・時間制限あり。



積み木で再現中



それをモニターごしに監視して評価をする教員たち。



これがその問題の建造物。

上のゲームに関しては、私は次のような戦略を考えた。


・制限時間が厳しいなら足の速い人順に行かせる。足の遅い人は切り捨てる覚悟で。
・制限時間に余裕があるなら、記憶力の悪い順に行かせる。最後のほうの人ほど、そこまでに皆が持ち帰った情報を記憶して、現場でディテールを記憶する必要があるので最後のほうに記憶力が良い人が残るべき。


しかし、記憶する領域をどう分担するのが最適なのか。どうやればチームの個々の力を最大限に発揮できるのか。
そういった見極めも必要になってくる。


こういうゲームを中学校なんかで本当にやってみれば凄くいい体験になると思うのだが。