いまさらRAMDISK


SSDは本当にそんなに速いのか?と思った。
容量はそんなにいらないのだが、Read/Writeが高速化されて欲しい。


OCZ SSD VERTEX SATA II 2.5inch 30GB Read Max 218MB/s Write Max 161MB/s OCZSSD2-1VTX30Gは、わずか15,120円である。


これをRAID0で4つ使えばread 800MB/s , write 600MB/sぐらいになるのだろうけど、それが速いのか遅いのかはわからない。


まずはRAMDiskで本当にread/writeが速くなれば快適になるのか試してみたい。


Gavotte Ramdisk まとめWIKI
http://www10.atwiki.jp/gavotterd/


Gavotte RamdiskVistaに導入しようかと思ったら、結構これが面倒くさい。おまけにスリープに問題があったり、リカバリに問題があったりと、使い勝手がよろしくない。


やはり、ここは市販品にするかと思って、見つけたのがRamPhantom3。これの、RAMディスクのサイズに2GBという制限があるものがRamPhantom3 LE。どうせスリープのときや起動時に待避/復元が必要なので、2GBもあれば十分だろう。


このLEのほうは、2800円。トライアルのほうは、256MBまでのRAMディスクしか作成できないが、これでも用途によっては十分かも知れない。


ところで、このLEのほうは、I/Oデータのメモリを買えば、無料でダウンロードできるのだ。
I/Oデータのメモリの裏面に書いてあるS/N(シリアルナンバー)をサイトで入力するとダウンロードできる。
http://www.iodata.jp/promo/memory/software/ramphantom/index.htm


ちなみに一つのシリアルで何度でもダウンロードできるようだ。メモリの裏面に書いてあるS/Nって、「IOdata メモリ」でGoogleの画像検索すればいくらでも出てくるのだが(´ω`) もう少し何とかしたほうがいいのではなかろうか…。


RamPhantom3 LEで作成したOS管理外のRAMディスクについて、CrystalDiskMark 2.2で速度を調べてみた。


私のiMacは物理メモリを4GB搭載しているのに、32bit Windowsでは3GB程度しか認識せず、1GBは丸々眠っている状態だ。これをRAMディスクとして活用してみた場合…。



このような結果になった。SSD×RAIDよりはよほどいい値だ。当たり前だが。RamPhantom3 LEなら、スリープ、サスペンドをしてもRAMディスクの内容は失われないし、アイドル時にwrite backするモードもある。なかなか良くできている。


高速化のためには、ここにシステムファイルをいくつか放り込みたいのだが、OSの起動時に必要なものまで入れるわけにはいかない。なかなか難しい。Photoshopの一時ファイルを置いたり、Visual Studioのプロジェクトを丸ごと置いたりすればそれなりに速くはなるが、劇的に、というほどではない。かなり残念なところなのだが、システム関係のフォルダがHDDなので仕方ないのかも知れない。


どうせなら、物理メモリを16GBほど載せて、Windows7/Windows Server2008R2で導入されるVHD(仮想ディスクストレージ)を丸々RAMディスクの上に置いて、OSを起動させてみたいのだが、RamPhantom3 LEではディスクサイズ2GBという制限があるので、ちょっときつい。これについてはいずれ機を改めて実験する。


ともかく、RAMディスクは何か面白い使い方が出来そうだ。