ゲームプログラマになる前に覚えておきたい技術

ゲームプログラマになる前に覚えておきたい技術
平山 尚(株式会社セガ)
秀和システム
売り上げランキング: 212
おすすめ度の平均: 5.0
5 良書です。が、ある程度のプログラミングスキルが必要

セガの新人教育カリキュラムを担当している現役プログラマが書いた本ということで話題を集めている。


よくこんな本書いたなぁ、というのが私の感想。


C++を覚え立てぐらいの人が、簡単なゲームを作れるまでのところを網羅的に解説している。
ページ数はなんと、872ページもある。


どちらかと言えば初心者向け。一応3Dのことも本書で触れられてはいるが、総じて中級の入り口ぐらいまでだと思う。
C++覚え立てぐらいの人が、「ゲームでも作ってみよう」と思ったときに読めばいい本だろう。


いままで、この範囲を網羅的にカバーした本は無かったので、貴重な一冊と言えると思う。


中級以上の人が読む本では全くないし、ここに書いてあるぐらいのことを知らなければ、プロのゲームプログラマとしてはまずいと思うのだけど、実際本職でゲームを作ってる人でも知らないことはいくつかあるだろうなぁ…とは思った。


あとは、仕事ではビジネスアプリを開発しているような人が気分転換にゲームでも作ってみようと思ったときにちょうどいいんじゃないかと思った。