iPhone向け表計算ソフト


iPhone向け表計算ソフトは、SpreadSheetというアプリしか現在存在しない。


これが結構バグだらけである。1.0.1で多数のバグが修正される模様。現在Appleの審査中らしい。


例えば、日付型の取り扱いがおかしく、

 = DATENAME(TODAY() + 5)

とやらないと今日の曜日が表示されない。(これはバグなのか仕様なのかは知らないが)


表示される曜日名はもちろん英語なので、VLOOKUPを使って日本語にしようと思ったのだが、VLOOKUPはサポートされていない。VLOOKUPが無いならIFでいいやと思い、IFで書いたがエラーになるのでおかしいと思って調べてみたらIFすらサポートしていない。こんなもの表計算ソフトと言えるのだろうか…。


まあ、要望は受付中らしいので、徐々に良くなっていくのだとは思うが…。


こんなことなら無理にiPhoneでやらなくともリモートデスクトップExcelをいじったほうがよっぽど便利だったりするような…。


話は変わるのだが、昨日、ファミマにおでんを買いに行ったら、エクセル&ワード「簡単・便利」活用技―バージョン2003対応 仕事に役立つ!すぐに使える!! (Gakken Computer Mook)ってムックが置いてあって、たった680円の本で、どうせ初心者向けなんでしょと馬鹿にしながら手に取ったのだが、知らないテクが満載で驚いた。


例) Excelの技


・非表示のセルを除いてコピーする → 範囲選択後、Ctrl+Gでジャンプのダイアログを出してセル選択、可視セルを選んでOKボタンを押す。
・データを行単位で移動挿入する → 移動する行・もしくは列を選択し、選択した枠線上にマウスポインタを重ねてマウスポインタが十字矢印に。そのあとSHIFTを押しながら移動させたいところへドラッグ。
・セルの結合をせずに複数のセルの中央に文字を配置する → 文字が入力されているセルと横に隣接する空白セルを選択して、セルの書式設定で「配置」タブの「文字の配置」の「横位置」で「選択範囲内で中央」を選択。



そういや、私はExcelもWordも使いながら覚えただけで網羅的なマニュアルを読んだわけでもないし、全部のボタンを順番にクリックしたわけでもないしなぁ…と深く反省した。

上の3つの技のうち、どれかひとつでも知らないことがあった人にはこの本はお勧めだ。オールカラーだし、スクリーンショットもたくさんあってとてもわかりやすい。


この本、Excel2003までが対応で、Excel2007には対応していないのだけど、Excel2007でもExcel2003に存在する機能はすべてあると思うので、適宜読み替えながら読み進めればいいと思う。