正しい箸の握り方


子供のころから私は正しい箸の握り方が出来ない。何度教えられても出来ない。体が拒絶しているのだと思うけど、出来ない。直したくても直せない。


母親が言うには私は普通の人よりかなり早い段階で箸を握れるようになったらしいのだけど、その時からこの握り方だったらしい。今日は、それを写真でお見せする。


一見正しいように見えるが、よく見ると片側の箸だけ固定してあるところが普通の握り方と違う。片側の箸は常に固定しておくことで、挟むときの精度アップを図ったのだと思う。(今日のコメント欄で指摘をいただいて)両方の箸が常に3本の指で固定されているというところが違うのだとわかった。


茶碗に入った豆(豆まきに使う茹でていない豆)を箸で一つずつ挟んで隣の茶碗に素早く移動させるという競技を小学校の時にやったことがあるが、そのときは私がクラスで一番早かった。


私としては何故みんなはこの持ち方をしないのか疑問で仕方なかったし、何故、みんなはそんなに正確にものを掴めないような箸の持ち方をしているのかわからなかった。そして、こんなに正確に早くものを掴める箸の持ち方が正しくないだなんて、何かが間違っていると子供の時の私は思った。


・追記
コメント欄でいろいろ意見を頂戴したところ、開いた時の様子が普通の握り方とずいぶん違うようなので、開いた写真をupさせてもらいます。