ドライブレターはこうつけろ!(2)


しかし制約はそれだけではない。光学ドライブDaemon Toolsなどで動的に追加するので、Daemon Toolsで追加されたドライブレターは、物理的に存在する光学ドライブと連続したドライブレターであって欲しい。


しかしこのときドライブ数は動的に変化するので、光学ドライブをD:に割りつけてしまうと、Daemon Toolsの仮想ドライブがE:,F:,…を割り付けなくてはならなくなり、「実行時に実行ファイルのあるフォルダにファイルをどんどん書きだすアプリをインストールするHDDの残されたパーティションに対するドライブレター」に E:やFなどを割り付けようという目論見は外れる。


よって、物理光学ドライブおよび仮想光学ドライブは、なるべく後ろのほうのドライブレターを割り振るべきである。(私はV: W: X: Y:を用いている)


もう一つ制約がある。VMWareの仮想ディスクイメージのようにフォルダが肥大化することがわかっているなら、これを外部のUSBのリムーバブルドライブやフラッシュメモリなどに配置したいことがある。データがどんどん増えていくのだから、取り外しの可能な専用のHDDか時にはフラッシュメモリなどを用いたいと思うのが自然である。


VMWareは、絶対pathでリンククローンのリンク元などを保持するため、これらが配置されるドライブレターは変更してはならない。


しかし、この手の新しいデバイスをplugしたとき、Windowsはdefaultでドライブレターとして、アルファベット順に空いている文字を割り振る(普通、A: B:はFD , C:はboot領域なので D:から順番に割り振られる)


動的にplugしたフラッシュメモリのドライブレターを都度割り振りなおすのは非常に苦痛なので動的にplugしたフラッシュメモリは常に固定されたドライブレターになって欲しい。そこで、私はドライブレター D: を空けておき、動的にplugしたフラッシュメモリには必ず D: が割当たるようにしている。


ここまでくれば HDDの残されたパーティションは E: か F:あたりから開始するのが妥当だということがわかるだろう。



以上が私のドライブレターに対する考えだけど、たぶんほとんどの人に当てはまらないような…。