Ragnarok廃人伝説(11)

私はことRagnarokに関しては利用規約を守りながらも、バグ利用はかなり“積極的に”やった。Lv.1ヒールバグ、ゼロスティルなど、「公式サイトでバグだというアナウンスが無い限りはバグではないだろう」と勝手に判断し、やれる限りのことは何でもやった。


オンラインゲームの運営自体に興味があったので、どうやれば垢BANされるのか試してみたかったというのもある。


ダブルキャストにもこなれてくると、KeyBatというキーマクロツールを用いて、WIZ+プリのダブルキャストでスティル狩りをしていた。


実際のところ、そういったバグ利用や補助ツールの使用に関しては一度も垢BANされなかった。警告すらガンホーから来ることはなかった。バグを仕込んでおきながら、それをアナウンスもせず、断罪だけするのでは運営の仕方がおかしい。悪評高いガンホーの運営が、本当にそこまでひどいのか自分の目で確かめたかった。


だから、こう言った私のグレーゾーンの行為に対して垢BANされないことは私にとってガンホーの運営の健全性の証明であり、「この世界は住んでいて安心なところ」だと信じることが出来た。(つづく)