顔のパーツの自動認識

美肌効果


そんなわけで、顔のパーツを自動認識するプログラムをさっさと作らなくてはならない。ナムコの花鳥風月を超えなくてはならんのだから。

http://www.namco.co.jp/aa/am/vg/kachofugetsu/

花鳥風月を知っている人は知っていると思うけど、美白効果はもちろん、目のシャープネスが違う。あれは目をパーツ認識しているのだと思われる。まあ、いつものやねうらおなら、花鳥風月を一台買ってきてROMを解析!ってな話になるのだが、まあ、そこまでお金を投資するわけにもいかないので(プリクラ本体なんか置く場所ないし)とりあえずさっさと作りはじめるのであった。


ええと。詳しいことはNDAがあって書けないので一般的な話だけ。


顔のパーツのマスク(領域)とパーツごとのu,v座標系を得るためには、画像をRGBからFarnsworthの均等知覚色空間にマップしたあと、顔部品をクラスター分析なりほにゃららエネルギー関数なりで位置決めして、パーツに対してスネーク(動的輪郭モデル)を適用するわけだ。ここまではまあ誰でも出来るだろう。(?)


問題は、そこから先の作業で、マスクを正確に取得するためにスネークを改良したり、ポテンシャルネットでオプティカルフローを求めてマスク範囲をより厳密にしたり、u,v座標系を確定させる。まあ、これも画像処理の基礎だから、知ってる人には別にそんなに難しくはないと思う。


プリクラ独自の問題として人が重なり得るということだ。恋人同士とかだと肩を寄せ合っていたりする。このへんも、ほげほげエネルギー関数やら何やらでごてごてやらないといけない。


とまあ、そういう作業だ。画像処理大好きっ子は名乗りをあげよ。この仕事をお願いさせていただく!(`ω´) < 偉そう


※ 上記の用語がわからない人は、
http://d.hatena.ne.jp/p95095yy/20040708#1089261089
こちらで、用語解説してくれはったのでどうぞ(^^;