7月末に解析本だしますよ!

そんなわけで、6月末までに脱稿しなければならないのでいま一日20ページという超ハイペースで原稿を書き続けているわけだ。このペースで書かないとすでに締め切りに間に合わない。「なんでこんな状態になるまで放置しておいたのですか!」まわりから突っ込まれまくり。胸のあたりが痛いので病院に行ったら末期ガンだと告知されたような気分だ。「こっちはこっちで忙しいんだよ!!」「仕事いっぱいあるんだよ!」


それでいま書いてる本の内容だけど、「お兄ちゃんのためのクラック読本」の予定が、なんか書いてるうちに、つい、いつものくせで熱くなりすぎてアセンブラやらプロセッサのアーキテクチャについて事細かに説明を書いてしまっている自分が。



さて、WindowsXP環境下でOllyDbgを使って一時停止させたあとに
ステップ実行できないのは、停止しているRETNという命令の
ひとつ前のSYSENTER命令が諸悪の元凶である。こいつは、
ユーザーモードカーネルモードの切り替えに使うためのものだ。
従来は、int 2Eのシステムトラップを使用してカーネルモードに
入っていたが、こいつが大変遅いので、新しいプロセッサでは
SYSENTER(Intel Pentium II以降)とかSYSCALL(AMD系)という命令が
追加された。こいつは、大変速いのはいいのだが戻りアドレスを
保存しない。そこで

あかんあかん。こんな本にしたら、ぜんぜん初心者向きでない。かきなおしかきなおし。


そんなわけで、C言語を少しだけ知ってて「アセンブラを勉強してみようかしらん」なんて人にも超お勧めできちゃう本になりますよ!アセンブラを少し知ってるけど、さらに理解を深めたい人にもそれなりに参考になりますよ!と。自分のシェアウェアクラッキング対策とかしたい人とか、他人の作ったソフトを解析したりクラッキング*1したい人もそれなりに参考になりますよ!


本のタイトルは、ええっと。「解析少女 ほげほげほにゃららげふんげふん(このへんド忘れ) マジカルオープン」ですよ!なんかずいぶん前の企画書なので正確な本のタイトルすら不明。大丈夫か、俺。*2

*1:法に触れる可能性があるのでほどほどにね

*2:とりあえず、詳しいことはもう少し具体的に決まってからお知らせします。