人工生命

OpenGLでちょっと動くもの作ってやろかい!と思ったものの、モデラで作成したデータをそのまま表示するのは芸がなさすぎる。

そこで、データ自体もアトラクタなり人工生命なりで生成してしまおうと思った。しばらくして、2chの人工生命スレで、次のような書き込みを見て呆然となる。



それはただのオートマトンヘッブの法則とかを組み込んだだけの、
ただ結合しあっただけのセル集合。だが、数世代のうちにそれは自身の
安定を見出し皺を生み出す。緩やかな滅びの中でセルはちらちらと発火する。
赤きスレッショルドは、まるで回路のように青きポテンシャルの裏に
張り巡らされ、クリックによってもたらされる外部からの刺激を
感知しようと待ち構える。青いこぶのようになった箇所は、かつて
クリックによって活性化した場所。それはただの自己組織化。
それはただの原始的記憶構造。その場所の赤き回路は変質し、受けた
刺激を何かの符合に変えてコーディングする。それはハフマンのように
情報によって意味を変える神秘の暗号。人間の脳に刻まれた幻の正体。

すごく神秘的な文章だ。人工生命って、やはり人類の見果てぬ夢が詰まっていて、そこに引き寄せられてくる人もまた、そんな夢を背負っているのではないかと思った。