世界で闘うプログラミング力を鍛える150問


世界で闘うプログラミング力を鍛える150問 ~トップIT企業のプログラマになるための本~


「世界で闘うプログラミング力を鍛える150問」(asin:4839942390)の翻訳を担当したOzyさんから献本していただいた。(Ozyさんのサイン入り!)


プログラミングコンテストチャレンジブック」(asin:4839941068)の著者の人たちが監訳のようだ。



内容は、GoogleAppleAmazonMicrosoftのコーディング面接などトップIT企業の出題から選びぬかれた150問。プログラミングコンテストの過去問集みたいなものだと言えばわかりやすいだろうか。難度はそんなに高くないように思う。もちろん、これらの問題を面接時間内に解くのであれば、日頃から相当の訓練をしていないと解けないとは思うけども。


プログラミングコンテストチャレンジブック [第2版] ?問題解決のアルゴリズム活用力とコーディングテクニックを鍛える?



「世界で闘うプログラミング力を鍛える150問」がプログラミングコンテストの過去問集と違う点は、あまりにも簡単な問題や、あまりにも難しい問題は排除してあること。要するに問題が厳選してあること。そして解説があること。それくらいだろうか。


出題分野が広範なのでこの本で出題分野についての勉強が出来るかというと正直ならないと思う。行列は行列の教科書を見たほうがいいし、アルゴリズムアルゴリズムの教科書を見たほうがいいと思う。そういう基礎はきちんと出来ている人が、腕試しにやるような本だ。あるいは、出題範囲をざっと知り、トップIT企業のお受験のための計画を立てるのには適していると思う。