idでトラックバックを送るのはそろそろやめないか
はてなダイアリーでは id記法で書くと自動的にトラックバックを送信する。設定で送信しないようにも出来る。だけど受ける側はid記法による自動トラックバックを拒否する方法がない。
はてなidを指定して個別に拒否することは出来るが私がしたいのは「id記法によって自動的に送られてくるトラックバックすべて」の拒否だ。
そもそも、id記法による自動トラックバックは何故駄目なのか?
私は自分のblogでは1日1エントリというのを守っている。blog開設してしばらくの試行錯誤を経て、1日1エントリを守ることにした。
これは、初期のはてなダイアリーでは、コメントがその日のエントリの末尾にしかつけられず、1日にいくつもエントリを書くとどのエントリに対するコメントなのかがわかりにくくなったからだ。
「コメントがその日のエントリの末尾にしかつけらない」という問題は厳密にはいまでも改善されていない。
私は使ったことはないのでよくは知らないが「ブログモード」にして、1日に複数エントリを書いた場合、「コメント(2)」とか表示が出て、そこをクリックしないとコメントを読むことすら出来ない。(はずだ) 何故コメントをexpandする設定がないのだろうか。読者の誰がひとつひとつの記事の「コメント」のところをクリックしてコメントを読むと言うのだ…。これ考えたやつ、馬鹿じゃねーの。
私はコメントもトラックバックも本文と同じぐらいの価値があると思っている。コメントやトラックバックも含めてひとつの記事として完成するのだ。
それなのに何故本文と同時にコメントを表示しないのだ?
まず私にはそれがわからない。
「コメントやトラックバックも含めてひとつの記事」という観点で見たとき、その日の記事に関係ないコメントは記事の価値自体を落とす。こういうコメントは私は容赦なく消すことにしている。また、ひねりのないコメントや面白くないと思ったコメントは全部消すことにしている。はてなダイアリーには、コメントをモデレートするための仕組みがないので、私にはそうするしか方法がないのだ。
もちろん、コメント欄は放置してユーザー同士の自浄作用に期待する方法もあるだろう。コメントの数が多いといちいち管理してられないので、そういう方針はアリだと思う。
ただ、トラックバックの場合は少々事情が異なるのだ。
一番迷惑なのは、その日の記事内容と無関係のトラックバックだ。これは記事全体としての価値が下がる、とても迷惑なシロモノだ。私は、その日の記事と無関係なトラックバックはすべて無条件に消すことにしている。しつこく、その日の記事と無関係なトラックバックを送ってくるところは、たとえ知人であろうとその人からのトラックバックをid指定で拒否するようにしている。
そして、「その日の記事と無関係なトラックバック」の代表格がはてなダイアリーのid記法によるトラックバックだ。
何故こんな仕様になっているのか私は全く理解できない。
ついでに言わせてもらえれば、私の考えでは、はてブへのリンクをエントリに表示([B]のマーク)している以上、はてブも含めてひとつの記事なのだから、特定のはてブをそのblog主に非表示/削除にする権利を与えてくれるか、あるいはモデレートする機能ぐらい用意して欲しい。
はてブのコメントに反論したくても反論できない。いちいち本文のほうではてブのコメントを取り上げたくない。(取り上げるに値するコメントももちろんあるのだが、取り上げるに全く値しない単なる罵倒や本人の理解力不足に起因するネガティブコメントなどは本文で取り上げたくはない。)
ここまで書いて思ったのだが、ひょっとしたら私のblogの使い方が普通ではないのかも知れない。blogは単にメモ帳代わりにだらだら書く、publicなお手軽メモツールとして使うものなのかも知れない。あるいは他のbloggerとのコミュニケーションツールなのかも知れない。もしかすると私が極度に潔癖なだけかも知れないし、私は極端に心が狭いだけなのかも知れない。何が真実なのかは私にはわからない。ともかく、私に言えることはこのblogに飛んできたid trackbackは例えそれが私の命の恩人からのものであっても全部消すということだけだ。