酩酊状態


いま私は酩酊めいてい状態である。よいこのみんなにわかることばで言えば、ひどく酒を飲んでぐでんぐでんなのである。普段は酒をそんなに飲むことはないのだが、ひどく酒を飲みたくなったのでぐでんぐでんになるまで飲んでやった。


普通ならば、これだけ酔えば、「酩酊」などと漢字では到底書けないところだが、それは「めいてい」と入力して変換すれば出てくるところがインターネッツの凄いところである。ああ、インターネッツは関係ねぇや…。


それで酩酊状態においても、いつもの私ならば仕事に励むべきところなのだが(id:yaneurao:20070612)、さすがにここまで酔うと呂律ろれつが回らない。呂律がまわらなくてもどうにかなっちゃうのがインターネッツのいいところで…って、どうにかなってねえや。


そんなわけで酩酊状態の私はどんなことをしゃべるのか、記録しておきあとから考えなおすために以下、だらだらと書いてみる次第である。みなさんも、どうか酩酊状態で聞いていただきたい。


最近、社長の役割というものについてよく考える。社長というのは本来、いなくても良いのではないかと思う。会社の最低限の意志決定にはかかわるべきだが、社長自らがソフト開発だとか、社長自らが経理とか、社長自らが電話番だとか普通はあってはならないことである。


そういう意志決定以外の業務をやっているというのは、その会社が会社組織として不完全であり、ぶっちゃけて言えば、その会社は成長過程であるか、さもなくば経営面で失敗しているかだと思う。


とは言え、朝礼で一言なにかくだらない為になるスピーチをして、社員の士気を高めるのは社長としての大切な仕事である。


   「日本で2番目に高い山を知っていますか?」


この振りが大切である。こういう質問は回答者が誰もいないときほどインパクトを伴うのである。誰も回答者がいないとわかった社長は「正解者にはノーパンしゃぶしゃぶ御馳走するよ」とかなんとか調子のいいことまで言うのである。


このあと、スピーチの主導権を握った社長は、「2番では誰にも覚えてもらえない、意味がない、1番になろうよ」というような流れで話を持っていく。ああ、なるほどなぁと。皆は、感心することしきりである。


朝礼の話材303例

ぶっちゃけて言えば、このスピーチの手法は使い古されていて、私はいままで生きてきて「日本で2番目に高い山を知っていますか?」という振り自体を5回は聞いたことがある。


日本で二番目に高い山は、北岳(きただけ)で標高3,193mある。「3193 北岳」は「さぁ、戦(いくさ) に、来ただけ」とでも覚えると良い。あまりにも啓蒙セミナーやらなんやらで何度もこの振りをされるので私は以前、覚えた。「日本で二番目に高い山は」と言われたら、「ああ、標高3,193mの北岳ですよね。小学生でも知ってますよね」とスピーチの振り自体を潰してしまおう。


そうすると、「日本で三番目に高い山」だとか(奥穂高岳 3,190m。秋田弁で「おお、ほだか(そうですか)」と言っているところをイメージするとすぐに覚えられる)、場合によっては「日本で二番目に広い湖」(霞ヶ浦)とか「日本で二番目に長い川」(利根川(322km)。一番は言うまでもなく信濃川(367km))とかで話を振りなおしてくるのでこれくらいは事前にきっちり押さえておきたい。


と、社長の朝礼でのスピーチを潰すことを日々考えながら生きていた私もいつの間にか気がつけば社長である。俺様の朝礼でのスピーチを潰したやつはぶっ殺