[offtopic][disassembler] みっつ目は自分は呪われたプログラマであるということ(11)

小学5年生になるとクラス変えがあった。以前の私をいじめたややこしいやつらもシャッフリングされて新メンバーになる。これを機にと、私はふたたび学校に通うようになった。今度は、マイコンのことはひた隠しに隠して、だ。さすがに私も馬鹿ではないので、マイコンのことは二度と人前で話さないと決めた。仮に道端でちんことかまんこと連呼することがあったとしても(仮の話だよ!そんなことホントは連呼しないよ!)、マイコンとは絶対にしゃべらない。たとえFBIに誘拐されて、逆さ吊りにされて水攻めに遭いながら「マイクロコンピュータ略して何という?」と聞かれたとしても、「わ、、、わかりません」と答えよう。そう誓ったのだ。普通の少年のふりをして、人前ではマイコンの話は絶対にしなくなった。友達がファミコンの話をしても、「あー、機械のことは よくわからないんで」とすっとぼける少年となってしまったのだ。


ところがこのあとそんな誓いをもあっさり破ることになるひとつの重大な転機が訪れるのである!(つづく)