仕事のしやすい職場環境(1)

仕事中に聞くBGMで作業効率がずいぶん変わる。㍗ル*1に居たときは、職場ではみんながヘッドホンで自分の好きな曲をかけて聞いていた。集中して仕事をする上で自分の世界に入ることは大切なことである。しかしパーティションの是非は難しい。これに関してはこんな知見がある。

http://www.radiumsoftware.com/0402.html#040220


こうしたコミュニケーションの利用は,職場の環境によっては当たり前のこと
なのかもしれないけれど,高いパーティションによって区切られた環境では,
なかなか実現の難しいものとなっているように思える。ましてや, Microsoft本社
のように1人あたりに1部屋を与えられる環境などでは,会社に来ていても鬱状態
ハマってしまう人が出てきてしまうのではないかと思う。

http://www.radiumsoftware.com/0404.html#040402


エクストリームプログラミングでは開放的な環境(ブルペン環境)の導入が
勧められている。雑音の存在がコミュニケーションを増加すると考えられて
いるためだ。ここで,参加者の意見は明確に二分化された。ある人々はその
ような環境が非常に有効であるとし,他の人々は集中力と生産性を上げる
ためにも静寂な個室の存在が望ましいとした。

㍗ルではパーティションは社長の周辺だけに導入されていた。職場はパーティションで完全に区切らないほうがいいだろうし、それでいて、ときどき(精神的に)一人になれる空間というのは必要な場合があると思う。案外、ヘッドホンで音楽を聴くというのは、その両方を満たす安上がりな手段なのかも知れない。

*1:ブランド名waffle。ホームページのドメインが間違えてwattleになっていることから、俗にこう呼ばれている