Winny作者をめぐって(1)

将棋盤のことを書いていてすっかり話題に乗り遅れてしまった。コンピュータ関連に限らず、技術は、その時その時に消化しなければならない。あとになって文献を調べても、その時代背景がわからないので、表層しか理解することが出来ない。インターネットで言えば古い記事はforbiddenになっているだとかそういうことも珍しくはないのだから。


さて。Winny作者、金子勇氏について、技術者としての素顔を見ていこう。

金子氏個人のホームページ。
http://homepage1.nifty.com/kaneko/

このデモの内容の評価は、私なんかがするよりはNyaRuRuさん、^Cさんの日記が的確だと思う。
http://d.hatena.ne.jp/NyaRuRu/20040510#p1
http://www.radiumsoftware.com/0405.html#040510

NyaRuRuさんの

ああ,結果としてIPAはノンジャンルなスーパープログラマーに
たどり着いていたわけか.なにやらこれも感慨深い.

は、まさにその通りだと思う。IPAについてよく知らない人に、簡単に説明しておこう。IPAとは、
http://www.ipa.go.jp/
のことで、独立行政法人 情報処理機構である。早い話「国から金を出してやるから、何か新しい技術を研究してみろよ」ってな団体だ。駆け出しの、時間と技術はあるが金とコネクションがないというようなプログラマは、誰しも、一度は未踏ソフトウェア創造事業応募したりする。*1 (つづく)

*1:IPAの理念にケチをつけるつもりは毛頭ないのだが、どうも採択されているプロジェクト、しょぼいものが多すぎる。研究成果もWebからではうわべしか閲覧できないのはどうかな、という気がする。まあ、IPA自体はIT人材の発掘が本来の目的なのだろうから当初の目的は達しているとも言えるかも知れないが。