Kinect速攻レビュー
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XBOX360用のカメラ画像で体を認識して、コントローラーの代わりにするというKinectをやってみました。→ Xbox 360 Kinect センサー Kinectのハードウェア自体はUSB接続でXBOX360を持っていなくとも、PCに接続すれば有志がUSBドライバを開発しているので自作プログラムから簡単に扱えます。(詳しくは→ http://openkinect.org/wiki/Main_Page ) Microsoftとしては、Kinectの改造は認めないようですが、PCから使う分には容認しているようです。(マイクロソフト:Kinect のオープン利用は容認 → http://japanese.engadget.com/2010/11/20/kinect/ ) とりあえず、まずはXBOX 360本体に接続して遊んでみます。 ゲームをスタートするまでに簡単なキャリブレーションがいろいろ必要なのですが、これが結構苦労しました。 まず、Kinectのセンサーをテレビラックか、テレビの上に乗っけるとして、そこから少なくとも1.8m、欲を言えば3m近く離れた位置に立たないといけないのです。私の家のリビングのテレビの前にはソファーが置いてあって、それをどける作業が始まったわけです。 個人的には上半身だけで出来るゲーム(例:ボクシング)なら、もっと近くで遊ばせてくれてもいいと思うのですが、全身がきちんとカメラに写ってないとゲーム中であってもその途端にキャリブレーションの画面が出てくるのでなかなか使い勝手が悪いです。 あと、キャリブレーションのために眼鏡の絵が書いてある紙が入っているのですが、この紙には少し光沢があってルームライトに反射してホワイトアウトしていつまでやっても正しく認識しないのです。 この紙の眼鏡のところに描いてある目が、画面上の目のテンプレート画像と一致する位置に合わせないといけないのですが、私が目が悪くて1.8mも離れると画面上のテンプレート画像の小さな目がよく見えないんです。どうしてカメラ画像を画面上で部分拡大出来ないのか、理解に苦しみます。 まあそれはそれとして、ルームライトの光が反射するのがいけないようなので、紙の上の部分を手でひさしのようにルームライトを遮断して、光が反射しないようにすればいいということに気づくのにしばらく時間がかかりました。 キャリブレーション画面で見ると、手足の関節角の認識具合はよく出来ています。背景に服と似た色のものがあってもそこそこうまく認識できるようです。2.5mぐらい離れると二人でも同時に認識できるようです。 Kinectに付属の「Kinct アドベンチャー!」は、動作確認用のゲームぐらいに思っておいたほうがいいでしょう。3,4歳の子供にやらせると大喜びなのかも知れません。うちの子供にはまだ早いかな…。家族みんなで気軽に遊べるゲームだとは思います。 Kinect スポーツもやってみました。 ダンスエボリューションは、DDR(DanceDanceRevolution)のKinect版と言いますか、DDRの製作スタッフが作ったダンスゲームと言いますか。 音ゲーが好きな人なら、XBOX360を持ってなくても、このゲームのためにXBOX360本体とKinectを買う価値があると思います。 【PV】 DanceEvolution (Kinect) - TGS 2010 トレーラー KONAMI Dance Evolution for KINECT DanceEvolution in TOKYO GAME SHOW 2010 ■ Kinectを使った動画が早くも登場 動画:Kinectハック続々、ライトセーバー・変身・テルミン ↑早くもKinectを使ったアイデアがいろいろ出てきてます。 ■ 追加情報 ・XBOX360とKinectがセットになって販売されているものはUSBと電源をくっつけた独自コネクタになっていて、バラ売りのKinectは旧XBOX向けにUSBケーブルでつなぐようになっている。PCにつないでhackして遊びたい人は必ずバラ売りのKinectを買うこと! |