ドール型ロボット用の衣装





ドール型ロボット用の衣装は愛情を込めて自分でつくるべきなんだろうけど、私は凝り性なもので、一度やりだすとそのまま服飾業者になってしまいかねない。私の母親が洋裁の専門学校を出ていたので私は子供のころから(ry


それで手っ取り早くヤフオクドルフィーの衣装を探していたのだけど、お気に入りのをウオッチリストに入れていたら(左の写真。ちなみにドルフィーは身長60cm程度)、あれよあれよという間に値段が上がって最終的に5万円以上になったのですよ。


オークション終了間際に入札しようかどうか迷ったのだけど、こんな値段がつくなら出品者はまた同じのをつくって出品するだろうと思い断念。


ドルフィー用の衣装はまだ中国の業者が進出してきていない聖域なんだよね。人間用の(アニメやゲームのキャラクターの)コスプレ服は、10年ぐらい前は、正式にライセンスを受けているのはコスパ製ぐらいしかなかったと思う。それゆえ、当時は売れ筋商品は2万円前後と、わりと高価だった。


当時のヤフオクでは、その値段に牽引されるかのように個人制作のものも1万円超えのものが主流だった。しかし一品ものであり、サイズオーダーなど出来ることはほとんどなかった。


なかにはコスパ製のものをそのまま個人制作のように見せかけて出展し、そこに可愛い女の子が着用した写真が掲載されているとコスパで新品を買う以上の値がつくことも多々あった。(←なんかやりくちがブルセラっぽいのだが) それは、とても混沌とした時代だった。


ではいまはどうなのか。いまは中国のコスプレ衣装店と代理店契約をして出品する仲介業者が増えた。(日本語が少しわかる中国人が小遣い稼ぎに仲介しているのだ) そのせいで、品数が非常に豊富でサイズも複数用意されており、5,000円〜7,000円程度で購入でき、1,000円程度の追加料金でサイズオーダーも出来るという状況になった。(EMSだから送料は1600円ぐらいかかるんだけど。)


もはや国内の個人制作ではとても太刀打ちできるものではなく個人制作の人たちはほとんどヤフオクの出品から手を引いた。そんな国内のコスプレ業者の最後の聖域がドルフィーの衣装だと思うのよね。不幸にしてそのマーケットはすごく小さいのだけど。