DataCaseはもう死んでくれ


iPhoneにpdfやらxlsやらをftpで転送して持ち歩くために、私は以前DataCaseというアプリを用いていた。


しかしながらこのアプリは


・転送したはずのファイルが(ファイル名は見えるのに)表示できなくなるというバグがある。DataCaseをインストールしないとなおらない。
・日本語ファイル名が使えない(テキストファイルの中身はutf-8で書けば日本語でも正しく表示できる)


という欠点があった。前者は明らかにバグだろうし、後者は、作者はそのうち対応すると言っていた気はするが。


さて、このたび、MobileFinderという類似ソフトのバージョンがあがり、DataCaseよりはるかにいいソフトになった。


・日本語ファイル名が使える。(FileZillautf-8を強制して転送すれば良い。テキストファイルはファイルの中身をutf-16にしておけば正しく表示できるようだ。)
・MobileFinder側でファイルのコピー、移動、フォルダの作成、転送したテキストファイルの編集などが出来る。
・アプリを起動したときに前回開いたフォルダを自動的に開いてくれるので便利。
・pdfを読むときに画面下にスライダがあって、任意のページにジャンプ出来るので長文のpdfを読むときに重宝する。(DataCaseはこれが出来なくて困った。)
・DataCaseは800円なのに対してMobileFinderはたったの230円!


すごすぎる。両者の違いを知っていれば、よほどの物好きでない限りDataCaseは買わないだろう。


それにしてもiPhoneのアプリの価格競争・性能競争の激しさは凄まじい。せっかく作ったアプリも後発の低価格・高機能のアプリに押され、全く売れなくなる。特にユーティリティ系はその傾向が顕著だ。