C#2.0時代のゲームプログラミング(43)

OpenGL ICD


いま 「.NET Expert #03」の原稿を書いている。C#からOpenGLを使うための方法を詳説している。


Windows VistaではそのGUIのAERO GLASSがD3D9(Direct3D)で制御されるが、D3D9とOpenGLは競合するのでOpenGLDirect3Dにwrappingされるような形で実装されると発表されてきた。これはVistaではOpenGLを用いて書かれたアプリのパフォーマンスは著しく低下することを意味していた。


そのためYanesdk.NETでもDirect3D対応を念頭に置き、ロードマップ上にも書いてきた。


しかしGDC2006で、Vistaでもnativeに近いOpen GL ICD(Installable Client Driver)がサポートされることになったとの発表があったらしい。


「なーんだ。じゃあ、もうOpenGLでいいじゃん?DirectXいらないじゃん?」ってな気分になった。