コンピュータ囲碁

コンピュータ囲碁GREAT―プログラムの作り方とネット対局の実際 以前は、コンピュータ囲碁の本と言えば、「コンピュータ囲碁GREAT」ぐらいしか無かった。この本は貴重な資料ではあったのだが、この本のソースが涙が出るぐらい読みにくかった。



コンピュータ囲碁の入門 このたび、コンピュータ囲碁の入門書として決定版となる本が出た。「コンピュータ囲碁の入門」である。これには、YSS将棋(商品名:AI将棋)の作者である山下 宏さん(http://www32.ocn.ne.jp/~yss/index_j.html)も共著者であり、非常に期待ができる。


私は、山下 宏さんとは、かれこれ10年ぐらい前に草の根ネットで知り合った。なぜか、彼は、私が中学生のときに書いたX1版のアタックスのことを知っていた。(この思考ルーチンには結構、力を入れていて、カプコンのアーケイド版よりインテリジェントだった) しかし、それ以来、言葉を交わすこともなく10年もの歳月が過ぎたのは残念だ。


その時以来、私はいつか、コンピュータ将棋の世界で彼を打ち負かしてやろうと密かにたくらんでいるのだが(ここに書いたら全然密かではないが)、会社経営が忙しくなって、それどころではないのが実状である。いや、仮に私に時間が有り余っていたとしても彼には遠く及ばないだろう。なにせ彼は、私が天才だと認めるうちの一人なのだから。