PSPであそぼう(15)

PSPSDKの便利なところは、
pspDebugScreenInit();
pspDebugScreenPrintf("new & delete test...");
のようにするだけでprintfが使えるところだ。ちょっとしたテストするのには最適だろう。

あと、makefileは、pspsdkのlib/build.makを間接的にincludeするように書くと書きやすい。(以下例)


PSPSDK=$(shell psp-config --pspsdk-path)
include $(PSPSDK)/lib/build.mak

このbuild.makを利用すれば、実行アイコンの置換が簡単に出来る。


# アイコン名と背景画像を指定すれば、これがアイコンと背景画像に!

#アイコンサイズ : 144 × 80
PSP_EBOOT_ICON = icon.png

#背景画像のサイズ : 480 × 272
PSP_EBOOT_PIC1 = icon1.png

makefileと、new/deleteを呼び出すソースがコンパイル出来ていることを示すためにサンプルを書いた。参考にして欲しい。

http://yaneu.com/yaneurao/hatena/hellocpp050710.zip


なお、いまのところPSPSDKを用いても例外処理は使えないようだ。(一般的に言って)例外はカーネルの助けを借りたほうが良いので(たとえばWindowsならばWin32SEH)、PSPカーネルの提供する例外処理機構を(利用できるものならば)利用したほうが良い。いま、この部分の解析に進展があったそうで、近々、PSPSDKに反映されるに違いない。 現状で例外が使えるようだ。

CXXFLAGS = $(CFLAGS) -fno-rtti

とだけ指定しる!