ツァラトゥストラはかく語りき

ツァラトゥストラはかく語りき」をナムコが商標として出願したのだ。
http://slashdot.jp/article.pl?sid=05/02/12/0737219


それは、まあどうでもいいのだけど、このタイトル、言うまでもなくドイツの哲学者ニーチェの著作からだ。ニーチェマルティン・ルターのドイツ語訳聖書にならって、平易なドイツ語でこの著書を書いたと言われている。それが、「かく語りき」だなんていかめしい日本語になったのは、評論家であり独文学者であった竹山道雄氏の翻訳本のせいだ。(氏は、「ビルマの竪琴」の原作者でもあるし、ゲーテ「詩集」の翻訳者でもあるので知っている人も多いだろう)


実際、ニーチェはそんなに難しいことは言っていなかったんじゃないかなぁ。


ツァラトストラはこう言った。超人(すごいひと)は、他人に頼らない。何のせいにもしない生き方をする。いまある現実は、自分で考え、自分に行動した結果なのだ。その結果を肯定的にとらえよう!この「結果を肯定的にとらえる→考える→また行動する」という循環を、永劫回帰というパラダイムのなかで考えるのだ。(中略) そうすることによって、超人(すごいひと)になれるのだ。


中学生のときに読んだ記憶では、こんな話だったような気がするんだけどナ..。