電王戦のドワンゴの対応が糞対応すぎる件


電王戦トーナメントの出場者の詳細プロフィールが掲載されたんですけど、掲載した旨のメールみたいなものは出場者の私に来てないんですよね。


電王戦トーナメントの出場者の詳細プロフィール
http://ex.nicovideo.jp/denou/tournament/soft_profile.html


というか、掲載する前に普通、この内容で大丈夫かだとか確認するのが普通であって、確認もなしで、掲載したあとの連絡も無しで、ついでに言うと私はプロフィール、一箇所文章がおかしいところがあったので修正の依頼メールを事前に送ったのに、そのメールにリターンも無いという、真っ当な企業では到底ありえないような糞対応なんですけどね。


ついでに言えば電王戦トーナメントのエントリー申請は9月24日にしたんですけど、申込みフォームから送信しても自動返信メールすら来ない有り様で、本当に申請できているかもわからない状態のまま、そのあとエントリー受付締め切り後の10月1日になってから、将棋電王トーナメントにエントリーいただき誠にありがとうございますとか5行ほどの短いメールが来ただけで…。


さらに書けば、郵送で送られてきた参加申し込み書には、次のように書かれてます。


上位1位から5位になった申込者には、下記の義務が生じます。(中略)
・第三回将棋電王戦に出場すること
・12月上旬〜中旬に行われる第3回将棋電王戦の記者発表会及び関係番組等に
出席・出演すること
・主催者、報道機関等によるインタビュー等に応じること

「関連番組」がどれだけあって、「報道機関等」がどれだけあるのかもわからない大変不透明極まりない内容を要求されます。交通費は出るとは言え、ノーギャラですから、5位の30万だと全然割に合わない可能性すらあります。


これ、GPS将棋や激指のような大学関係者ですと、年末の忙しい時期にこういう条件が義務づけられていると出場しにくいのではないでしょうか。


私も上の条件はかなり嫌なものを感じますが、賞金が欲し将棋文化の発展に寄与するためにも出場し、出場するからには尽力したいと思います。


■ 2013/10/26 13:30 追記


ドワンゴの電王戦の責任者の方から私のほうにお詫びの電話とメールがありました。
「窓口担当者に厳しく指導し、今後の対応の改善に努めて参ります」とのことだそうです。


また、参加申込書の条件に関しては、


又、参加申込書にも乱暴な条件が含まれていた事、お詫び申し上げます。

電王戦を盛り上げていく上で、開発者の皆様にも可能な範囲でご協力
いただきたいと考えての事だったのですが、非常に押し付けがましい
文面となっており、申し訳ございませんでした。


初めてのコンピュータ将棋の大会運営で、至らない点が多々あるかと
思いますが、本大会を通じて、コンピュータ将棋の発展に貢献したいと
考えております。

とのことだそうです。


コンピューター将棋が名人・竜王に匹敵する強さに到達しようとしている(到達している?)現在においても、コンピューター将棋のタイトル棋戦と呼べるものは電王戦しかない状況ですから、本当にコンピューター将棋の未来はドワンゴ様次第であると言っても過言ではありません。今後とも電王戦の主催のほう、何卒よろしくお願い致します。


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電王戦 --- 将棋電王トーナメント --- やねうら王特設ページ
http://d.hatena.ne.jp/yaneurao/20131013#p1


第3回将棋電王戦にでますん
http://d.hatena.ne.jp/yaneurao/20130823#p1