相右玉


将棋関連で気になった話題をひとつ。


「右玉」という漫画が以下のサイトで読めます。

作品詳説
負けず嫌い同士がやってはいけない事が二つあるという。それは、"山びこゲーム"と、将棋の戦法"右玉"。幼少期、ひょんな事からそれらの方法で争い始めてしまった、とてつもなく負けず嫌いな二人がいた。絶対に引かない者同士、勝負の行方は…!? 第71回新人コミック大賞・入選受賞作!!

右玉
http://club.shogakukan.co.jp/magazine/SH_CSNDY/migigyoku_001/detail


この漫画で角交換型相右玉というあまり見ない戦型が出てくるのですが、これ戦法として成立しているのでしょうか?(将棋の強い方、コメント欄で教えてください。)



例えば、後手が44銀〜53銀〜65歩(〜64銀の予定)のような形だとしまして、先手が88金〜79飛として、75歩同歩86銀のような仕掛けを狙った場合、44角が有力だと思うのですが(本譜の進行がよくわからないのですが、44に角が置いてあるっぽいのでたぶんこれに似た進行ではないかと思います)、このとき、どう対処するんでしょうか…。


98金(75銀と出たときの99角成を防ぐ意味)として無理やり出るような手はあるかと思うのですが、攻めが続かないような…。本譜は65歩が入ってないようで、75歩同歩66銀から44角っぽい変化ですかね。それなら98金が成立して先手がやれるんでしょうか…。よくわかりません。