Python による日本語自然言語処理
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長らく紹介するのを忘れていたのですが、Natural Language Processing with Python (Python による日本語自然言語処理)の訳本が出ました。入門 自然言語処理です。 原著のタイトルにはPythonとありますが、Pythonで書かれてはいますがアルゴリズムを理解する上ではPythonはあまり関係ないので、Pythonという名前は本のタイトルから外されたようです。 本書の12章だけオンライン↓で読めます。 Python による日本語自然言語処理 なんと言うか、自然言語処理って、昔の教科書はNDA(非決定性オートマトン)の話に終始するものが多かったと思うんですけど(当時のコンピューターはメモリもCPUも非力で膨大なシソーラスを扱えるほどではなかった)、最近は違うんですよね。 本書もすごく実用的な内容にまで話が及んでいて驚きます。最新の研究という感じでとても面白いです。 この手の本にしては珍しく翻訳の質もいいですし、自然言語を取り扱うプログラム(自動翻訳ソフトや本文を要約するソフトetc..)に興味のある人は是非。 ■ 関連 自然言語処理をやっている人なら必ず読むべき論文100 |
