I Am Richで本当にリッチになる方法


初代iPhoneが発売された当初、I Am Richという宝石を表示するだけのアプリが10万円だったのは誰もが知るところである。


「I'm Rich」を買った人、全世界で8人確認される
http://www.gizmodo.jp/2008/08/post_4141.html


このアプリ、なんなのかという話になるのだが、私が考えるにこれは本当にリッチになるためのアプリなんじゃないかと思う。


つまり、こういうことだ。


Appleはアプリを販売したとき、開発者には売上の7割を払い、残り3割はAppleの取り分だ。
アプリはiTunesカードでも買える。では、どれだけ安い値段でiTunesカードが買えるだろう?


iTunesカードは1割引で買えた。さらに、カルワザなどがキャンペーン中だと2割引で買えた。おまけに支払いをクレジットカードで行なうとクレジットカードのポイントが額面の1%ほど付与された。つまり、3割引+1%ポイントで入手できたわけだ。


さらに、LinkShareのiTunesアフィリエイト料率は4%である。


つまり友達にアプリ価格の3割引+1%+4%≒65%で購入させて、開発者にはアプリ価格の70%が入ってくるのだから5%の儲けになる。ただし1つのアカウントでは1アプリの複数回の購入はできないのでアカウントを複数作る必要があるが幸いiTunesは一人でアカウントは複数作れる。


ともかく、このようにすれば無限に儲かるわけだ。しかし単価の安いアプリだとアカウントを鬼のように作るとすぐにバレるのでそこそこ単価の高いアプリで行なう必要があった。


それがI Am Richに見られるような一体誰が買うのかと思われるような価格設定のアプリだ。
そんなわけで、I Am Richを作った人は本当にリッチになt

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まあ、現実問題としてiTunesカードをそんなに安く大量に入手するのは現在は不可能だ。


2010年12月25日現在、旧iTunesカードは市場には残ってないだろうし、一番率がいいのはnanacoで買うこと(→ http://www.sej.co.jp/sej/html/nanaco/bonuspoints/other/ 5,000円:800p(16%還元) )だろう。


からして、上記のアイデアは実現不可能だが、16%引き+4% + 1% ≒ 21%引きで購入できるなら、自分の作った有料アプリを大量に購入してランキングにインさせるという宣伝行為ぐらいは可能なんじゃないかと。


アプリ価格の9%程度の損はするが、無料キャンペーンなんかをしてダウンロード数を稼ぐ必要は無いのでこちらのほうが得な場合もあるだろう。無論、規約違反だろうからどうなってもあたしゃ知らんが。