テキストエディタの悲劇


もうかれこれ20年ぐらい前の話しになるが私がPC-9801を買って、最初に購入したソフトがVZエディタだった。VZエディタはカスタマイズ性の高いテキストエディタで、私はMIFES(当時VZエディタとシェアを2分したテキストエディタ)っぽくカスタマイズして使っていた。(VZエディタのほうが常駐メモリ量が少なく軽量だった。)


何をさておきテキストエディタがなくては話にならず、草の根BBSに投稿するテキストやら、C++ソースコードやら、ありとあらゆる面でお世話になった。


私にとってテキストエディタは必要不可欠なアプリの一つなのだが、それが最近、「テキストエディタってなんですか?」とお客さんから尋ねられることが多くなってきた。


そのお客さんは自分のブログを持っていてブログを毎日更新しているような人なのだけど、テキストエディタを知らずにどうやってテキストを編集してるんだろう。編集中にパソコンの電源が切れたり再起動したりしたら編集中の文書はどうなってしまうんだろ…と思っていたら、ブログには下書き保存の機能があるのでそれを使ってこまめに保存しながら書いてますとのこと。


そうか…テキストエディタはもう無くてもいいのかもな…。