ステータスポイント


RPGはたいていレベルがあがるごとにステータスポイントを獲得して、それを知性や腕力など好きなステータスに割り振れるようになっている。


思うに人間のリソースにも一定のキャパシティがある。また、このキャパシティは人によって異なる。上のRPGの例になぞらえて言うなら、1年ごとにもらえるステータスポイントには個人差があるわけだ。


それで、例えば頭があまりよろしくない人がいるとして、その人がものすごくプログラミングに精通しているとする。


ということは、その人は、プログラミングにすべてのステータスポイントを振り続けた(RPGで言うところの)「極振りプログラミング」であって、他のことはさっぱり出来ない。礼儀作法も挨拶も言葉遣いも料理も自己管理も…。


例えば、世間の平均より給料がよろしくない会社でもの凄く優秀なプログラマを集めようとした場合、しばしばそういう「極振りプログラミング」な人が集まって、無断欠勤とか連絡ミスとか納期遅れとかが多発してカオスな状態に陥るのだが、このようにステータスポイントという考え方をすればうまく説明がつく。


・・なんてことを・・私に「助けてくれー」と言っている知り合いの会社を見てて思った。