SSD×RAIDが凄いんです
いまや、SDRAMは安くなったので8GBや16GB載せているマシンは珍しくも何ともない。
こうなってくると、HDDのアクセス速度が気になりはじめる。
Word2007やらPhotoShopやら、2度目以降の起動はメモリにcacheされるのでそれなりの速度で起動するのだが、1度目の起動が遅いのがとても許せない。
特に、少し修正するごとにビルド→テストを繰り返さなければならないような開発だと、TAT(Turn Around Time)を限りなく短くするために少しでも高速なstorageが欲しい。
そんなわけで、話題のSSD×RAID0に挑戦してみようかと考えた。
Intel製SSD「X25-M Mainstream SATA SSD」(80GB)が、7万弱。 公称、read 240MB/s , write 70 MB/s。 この製品、32Gbit NANDフラッシュメモリを20個搭載している。 容量はそんなにいらないので、どうせなら、100chぐらいで100倍速くなって欲しいのだけどそうもいかないようだ。 ともかく、このX25-MでRAID0にすることを考える。 |
SATA2の転送速度を超えるので、AdaptecのRAIDカード「ASR-5805」(実売、6万強)が必要になる。*1
X25-Mが6台 + ASR-5805 = 48万円である。手が届かない額でもない。この構成で「最大シーケンシャルリード速度1,120MB/s、同ライト速度442MB/sを達成」出来るらしい。
しかし、それでどれくらいの効果があがるのかさっぱりわからない。来年か再来年には、USB3.0対応フラッシュメモリが出ていて、数千円も出せばあっさりそれくらいの転送速度が出ている可能性もなくはない。
わずか2年間のために48万円…。2年間、ストレスのないパソコン生活が月額2万円で可能になると思えば安い…のか?