iPhoneアプリ開発本


Iphone Open Application Development: Write Native Applications Using the Open Source Tool Chain
先日紹介したJB本(http://d.hatena.ne.jp/yaneurao/20081022)の第二版。


O'Reillyの編集の人に献本していただいたので早速手元の第一版と比較してみたところ、一章のJBの方法が少し書き換えてある程度だった。


まあ、独自のtoolchainを使って開発する限りは、FWが1.0系でも2.0系でもあんまり関係ないのかな?


・JBをしないと実現しないようなアプリを開発したい人向け。
・AppStoreで公開する予定のない自分用アプリを作りたくて、かつAppleに年会費$99を払いたくない人向け。

The iPhone Developer's Cookbook: Building Native Applications for the Iphone (Developer's Library)


こちらは来年の1月発売になる予定の本。O'Reillyのonline購読サービスでもう読める(http://safari.oreilly.com/9780321591180)ので読んでみた。このonline購読サービスは月額$9.99で、5冊まで読める。


この本は標準UIの使い方が延々と解説してある。というか、それしか解説されていないような…。Interface Builderの説明が極端に少ないのがちょっと残念。また、OpenGLについては何も書かれていない。(「OpenGL」という単語は一箇所にしか出てこない)


全体的にはADCのドキュメントよりは詳しく書かれているけど、別にADCのドキュメントでもいいような気は少しする。


ちなみにこの著者のErica女史は、Erica Utilities(→http://d.hatena.ne.jp/yaneurao/20081021)の人らしい。

OpenGL ES 2.0 Programming Guide (OpenGL)


OpenGL ESについての解説本を探しているなら左の本が一番お勧め。
Shaderについてかなりのページ数を裂いてある。


もしOpenGL自体が未経験なら、これとは別に入門書か何かを読んだほうがいいだろう。


OpenGL ES 2.0の仕様については公式サイトに詳しい情報がある。
http://www.khronos.org/opengles/2_X/
また、公式サイトの説明でわかる人は左の本は買わなくていいと思う。