絶対音感はどうやれば身につくのか?


あまり誰も取り上げてもいないが、Karajan(カラヤン)というiPhoneの音楽アプリがある。
私がiPhoneで起動している時間が最も長いお気に入りのアプリだ。


このアプリは、


・単音が鳴るのでその音をユーザーが当てる。
・2つの音が鳴るので、その音程をユーザーが当てる。
・和音が鳴るのでその和音名をユーザーが当てる。
・音階が演奏されるのでその音階名をユーザーが当てる。


簡単に言うとたったそれだけのアプリだ。



このアプリには自分の正解率の集計を表示する機能がある。正解率が上がるのかどうかが知りたくて(つまり大人になってからでも絶対音感が身につくのかどうかが知りたくて)、移動中など暇さえあればこればかりやっている。


以前、1700円もして、そこまでの価値はないだろう、と思っていたら、10月に入ってから900円に値下がりしたので速攻購入した。

新・絶対音感プログラム―才能は身につけられる (ピアノレッスンを変える (3))
江口 寿子 江口 彩子
全音楽譜出版社
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左の本によると、
・子供のころに適切な訓練を受ければ100%絶対音感は身につく。(訓練メニューは左の本に詳しく書いてある)
・大人になってからは残念ながら絶対音感が身につくことはない。
相対音感なら、誰でも訓練次第で身につく。
というのが結論になっている。


絶対音感を身につけようと思ってこの本を読んだ時、大人になってからは絶対音感は身につかないということが書いてあって、非常にショックだった。私は、そのことについては、いまでも半信半疑である。


そんなわけで、自分自身を実験台にして、絶対音感が身につくのか毎日試しているのだが、じわじわと成績はあがってきている。やはり大人になってからでもそれなりに効果はあるのだと思う。


それとも、もともと私は絶対音感は持っていたけど周波数に対応する音名を知らないがために自分が絶対音感の持ち主だと気づいていなかっただけなのか?うむむ。