PIC×PICCによるシリアル通信(1)

「AVRだけではなく、PICも使って開発しなちゃい!」と宇宙からの電波をキャッチしたので、PICのほうでもシリアル通信をやってみる。


ターゲットは16F877A。これは秋月で@350円(10個以上時単価)で40pin DIPパッケージなのでI/Oがたくさん欲しいときは良い選択である。


本当は、これの改良版である16F887(こちらは秋月で250円)を使いたいのだが、これ対応のPICライターを私は持っていないので泣く泣く16F877Aなのである。


PICは16Fシリーズの開発をするとき、以前はアセンブラが主力であった。Cコンパイラが高価だったためである。そのため、16Fシリーズ×PICCでの開発について書いているサイトは極めて少ない。


・MPLAB 8以降はHitech PICCが付属している。
・PICCで、制限つきではあるがCで開発が出来る。


PICCの制限の内容はこちらが詳しい。
http://www.ne.jp/asahi/air/variable/picmel/install/picclite/index.htm

16F877A 2 RAMバンク, 2KWプログラムメモリが使用可能

2KWもあれば、シリアル通信のプログラムぐらい余裕で書けるだろう。
そんなわけで、さっそく書いていくことにする。


いま、Microchip社のサイト(http://www.microchip.com/)に行くとMPLAB v8.10とv8.14の暫定版(Interim Release)とが公開されている。v8.14をインストールする。



MP814_Install.exeを実行すると何やらスプラッシュが。(ウイルスかと思った)



IEを閉じないとインストールが進みません。



Outlookも閉じなければならないようです。



インストールが完了したので再起動してMPLABを立ち上げます。


(つづく)