羽生二冠が初の反則負け

先日、将棋の羽生二冠がプロ入りから23年目にして公式戦初の反則負けを喫した。ネット対局で時間切れ負けになってしまったのだ。

羽生二冠が68手目に持ち駒を打とうとしたところ、盤面が隠れるように対局と
無関係の画面が開き、それを消して指したが、制限時間の30秒を超えていた。


羽生二冠が初の反則負け ネット棋戦、操作で時間切れ(asahi.com)
http://www.asahi.com/shougi/news/TKY200805120062.html

何のpop upかは知らないが、この手の邪魔なpop upや通知バルーンを出してくるソフト(サービス)をすべて停止させるのは容易ではないと思う。


Windowsではタスクバーのバルーンテキストで通知するのが普通だが、skypeMSNメッセンジャーOutlookのように独自の通知スタイルを持つものがある。通知手段が共通化されていないので抑制しようにも個々のソフトごとに対処しないといけない。これは意外に大変である。


ウイルスバスターのようなセキュリティソフトは対局の際に停止させておくのは大前提としても、「Googleツールバーの最新版があります」とか「Acrobat Readerの新しいバージョンが公開されています」とか出たらたまったもんじゃない。いままで一回も出たことのないpop upが対局の大事なところでたまたま出るかも知れない。それはプリンタドライバかも知れないし、ビデオキャプチャのためのユーティリティかも知れない。


online updateのために常駐してそれを監視する作りはいい加減勘弁して欲しいものがある。そして、独自スタイルのpop upで通知してくるのは論外である。


私はonline updateを行なうための共通の枠組みがOS側から提供されていても良かったと思うのだけど、いまさらそんな機能が追加されても既存のソフトが対応してないのでは早期の解決は望めそうにないんだろうなぁ…。