棚瀬定跡


プロ棋士の中川七段が先日のコンピュータ将棋大会のエキシビションでの棚瀬将棋-加藤戦と同型を採用し勝ったらしい。*1


あの将棋は通常の(流行の)相懸りの定跡形とはわずかに形が異なり(桂が跳ねている。古い定跡形?)、加藤さんはそれで受け間違えたようだが、今後この形が棚瀬定跡だとか棚瀬新手だとか呼ばれる可能性は十分あると思う。


従来、アマ強豪の考えた新手をプロが採用するということがあったが、今後はコンピュータ将棋が指した新手をプロが次々に採用する、という時代が来るのかも知れない。


■ 追記


小宮さんが新聞記事を紹介しているので興味のある方は、こちら↓もどうぞ。
http://d.hatena.ne.jp/mkomiya/20080523/1211544135

*1:中川七段が、棚瀬将棋定跡(棚瀬システム?)で勝利?(^^;) (小宮日記)
http://d.hatena.ne.jp/mkomiya/20080522/1211454841