FPGAでコンピュータ将棋を作る(6)


昨日書いた通り、FPGAコンピュータ将棋の危機(?)なので、FPGAでコンピュータ将棋を開発してみようという人をいまのうちにどんどん発掘しなければならない。


以下にFPGAでコンピュータ将棋を作るときにヒントとなりそうなことをいくつか書いておく。


■ 参考資料


・「コンピュータ将棋の進歩」


コンピュータ将棋の進歩コンピュータ将棋の進歩〈2〉コンピュータ将棋の進歩〈3〉アマ4段を超える―コンピュータ将棋の進歩〈4〉アマトップクラスに迫る―コンピュータ将棋の進歩〈5〉


この本の他に、コンピュータチェス関連の論文や、コンピュータオセロのプログラムも勉強したほうがいいと思う。


Bonanzaの保木さんのGPW2006での発表


http://www.geocities.jp/bonanza_shogi/gpw2006.pdf



FPGAで作るコンピュータ将棋


id:yaneurao:20080225


VHDLの参考書など。


FPGA & 将棋のページ


http://darwin.esys.tsukuba.ac.jp/members/hori/index_jp.html


FPGA詰将棋を解くプログラムを作っていた堀 洋平さんの論文がある。


・チェスの指し手生成器をVHDLで書いたソース


Marc Boule Move Generator
http://ameblo.jp/professionalhearts/entry-10002474270.html


ソースや論文はデッドリンクとなっているが、リンク先のコメント欄にあるurlからdownloadできる。


・Terasic


Terasic
http://www.terasic.com.tw/


AlteraのFPGAを搭載した開発用のボードを安く(?)で販売している。Alteraの評価ボードは代理店経由だと結構高いし、納期面にも不安がある。いまは円高だし、Terasicから購入するのが良さげ。


いま、TerasicではAltera Stratix III 3SL340を搭載した開発用のボードが発売予定であることがアナウンスされている。来年のコンピュータ将棋大会に出るつもりなら、このボードが最強じゃないかと思う。