AVR / PIC用のICE


AVRやPICマイコンを使った複雑なプログラムを要する電子工作をやっていると、だんだんICE(In-Circuit Emulator)が欲しくなる。


ICEがあれば、基板に備え付けたAVR/PICマイコンのプログラムをデバッガで追いかけることが可能だ。


PICではPIC ICD2(3万前後)、AVRだとJTAGICE mkII(4万7千円前後)が必要だ。


AVRのほうは、JTAGICEと言うのがあるが、こちらはAVRの新しいデバイスで採用されているdebugWire非対応。*1 JTAGICEのcloneは比較的多いが、JTAGICE mkIIのほうのcloneは存在しないと思っていた。


eBayを探していると、たまたま見つけたのがKEE ELECTRONICS*2製のJTAGICE mkIIのclone。


KEE ELECTRONICS AVR mkII Lite
http://www.keeelectronics.com/AVR_debugWire_ISP.htm


いまなら$49.95(値下げされた) $45.95。日本にも発送してくれるようだ。AVR StudioからはAVR mkIIとして認識するようだから、本物のJTAGICE mkIIの代わりに使える。


KEE ELECTRONICSのサイトを見るとPIC ICD2のclone(ICD2.5 Debugger with PIC Programmer)がこちらは$49.95。こちらも驚きの価格だ。速攻で両方注文した。


二つ合わせて送料は$20ちょい。関税がいくらかかかるかも知れない。本当に動くのかは知らないが人柱になろう。届いたら、このblogで報告する。

*1:debugWireは、1線だけで接続してAVRマイコンにコマンドを送りつけてICEを実現するのだが、そのプロトコルが非公開。

*2:http://www.keeelectronics.com/