テクニックブルドーザ買ってきた

yaneurao2008-02-14



昨日の日記で、自分でお勧めしたので自分で買ってきた。自作自演である。(意味が違う?)


テクニックブルドーザには、POWER FUNCTIONモータが4つ入っている。2セット買ったので8個手に入った。mindsensorsで売られているRCX to NXT Communication Adapter(NRLink-Nx)を使えばNXT 1台からこの8個のPOWER FUNCTIONモータが入力ポートひとつを犠牲にするだけで制御できる。


私はNXTを3台買ってしまったので、3個×3台 + 8個 = 17個のモーターが手に入った。これでかなり複雑な制御を要する作品でも作れそうである。


ところで、POWER FUNCTIONモータ自体は9V系である。mindsensorsで売られているMotor Multiplexer for NXT (MTRMX-Nx)も使えるのである。ただし、ケーブルを自作しないといけない。8つも自作するのは面倒だし、部品の調達も困難だ。(いま持っているケーブルを切断していいなら簡単だが…)


NRLink-NxとMTRMX-Nxではモーターの回転スピードのコントロールは出来ない。POWER FUNCTIONの赤外線プロトコルを見るとどうもスピードのパラメータ自体、送信機から送信されていないようである。*1


スピードをコントロールする必要がないところにPOWER FUNCTIONモータを使い、赤外線(NRLink-Nx)でコントロールするのがケーブルが不要で一番楽だろう。


また、どうせケーブルを自作しないといけないなら、同じくmindsensorsで売られている8-channel Servo Controller (I2C-SC8)(これはI2Cで接続するサーボをコントロールするためのキット)を使ってPOWER FUNCTIONではなく市販のサーボを使ってみたくなるのだが、レゴの部品とうまく組み合わせるのが難しくなる。


結局のところ、POWER FUNCTIONの小型モーターにこだわりがなければ(単にモーターをたくさん制御したいだけならば)、デジラでNXT用のサーボモータを追加で買って、mindsensorかhitechnicがモータのマルチプレクサ販売してくれるのを待つのが一番賢かったりして。

*1:An Infra-Red Link Using an AVR
http://www.tau.ac.il/~stoledo/lego/AVR-ir/