マインドストームNXTで作る自動ページめくりブックスキャナ(15)


なんか、それっぽいのが完成しそうなので、気を良くして、いっちょ、設計図でも描いたろかい!と思って、参考にするため「手作り全自動ブックスキャナ 」*1のページを見ると、そのトップページに「The Evolution of Auto Book Scanner」というのが追加されている。


3番目のやつ*2は、えらく高速にページをめくっている。紙めくり1回、9秒程度。早すぎる!


・不思議な紙を吸着するローラー(ローラーになっているのは吸着させたままアームをあげると、紙が離れてしまうためか?)


紙を吸着するローラーは一体どういうミラクルなのだ?案外、スティックのりか何かだったりするのだろうか。


・レールの上を移動している。


仕組みは初号機と同じだとしたら、タイヤをつけて4輪駆動で移動しているのだと思う。レゴのテクニックパーツでこれを実現する場合、ジョイントのないフラットなレールを用意すること自体が難しい。


・紙めくりのためのアームは何のためにあるのだろう?


手前と奥のアームの動きがてれこになっている。どういう意味があるのかよくわからない。吸着した紙をはがすときに紙を痛めないための工夫なのだろうか。



「こりゃ勝てんわ!」と思ったりしたが、3台目のNXTとテクニックパーツを3万円分ほどまたもや追加購入してしまったので、もういまさら後には引けない。行くところまで行くしかない。


そもそも私が取り込みたいのは、主に、ページを開いてもそのままにしておくと自然と閉じてしまうタイプの本である。これを取り込むために苦心してきた。


ブックタイム*3は、ページめくりに関しては、さすがとしか言いようがない。


燃えてきたで!!(`ω´)

*1:http://www.geocities.jp/takascience/lego/fabs_ja.html

*2:http://www.geocities.jp/takascience/lego/pic/abs3.wmv

*3:福祉用で「自動ページめくり器 ブックタイム」(http://www.nisic.co.jp/seihin/live/liveplus.html)という製品がある。このページめくりの機構を見て、ここまでやらないといけないのかと感心してしまった。リンク先に製品の動画があるので興味のある人は是非見て欲しい。