マインドストームNXTで作る自動ページめくりブックスキャナ(12)
(昨日の続き)
もう一つのユニットはページ持ち上げユニットである。
ページめくりユニットによって軽くめくられたページの軽く浮いた部分にフックのようなものをひっかける。そのあとページめくりユニットのパネルをどかし、ページ持ち上げユニットにページを持ちあげさせる。持ち上げたページは、ページ押さえが回転して押さえる。
という仕組みで動く。そしてページ持ち上げユニットが右の写真である。ページを持ち上げるためのアームは糸で引っ張りプーリーで動かしている。
フックの部分は、上からアームがおりてきたときに本にあたるとうまく本と反対側に逃げる。アームを引きあげるときにはフックは自重により、本に接触してスキャンするように動き、本のめくれた部分で突起してめくれている1枚を引っ掛ける。(図か動画が無いとわかりにくい。完成時には動画を用意する。)
グレーブックの著者の松原拓也さんがモーター同士の接続*1ワザを紹介していたので、このワザを使って手でそれぞれのモーターを動かしてみたところ、確かにページはめくれた。
要するに制御プログラムさえ書けば一応は完成である。