マインドストームNXTで作る自動ページめくりブックスキャナ(5)

yaneurao2008-01-28



■ テクニック系のパーツについて


基本サイズの部品も、普通はポッチが上についていて、積み重ねることしか出来ない。横方向にジョイントしたりモーターの軸に接続したい場合などは、テクニック系の部品が必要になる。(右図)


テクニック系の部品は通常テクニック系のキットから部品取りするしかないが、デジラでも買える。あと、マインドストームNXTについてくるのもテクニック系部品である。


デュプロと違って部品同士が非常にしっかりはまるので、強度が必要なところも安心である。


テクニック系パーツの補充は、デジラで購入するか、あるいはよく使いそうな部品をまとめて欲しい場合は、教育用NXTの拡張キットを購入するのも一つの方法だ。*1


このキットの番号は#9648。中に入っている部品の内訳はこう。
http://peeron.com/inv/sets/9648-1


私がアフレルから教育用NXTの拡張キットを購入したところ、教育用NXTと同じ大きさの収納用プラスチックケースに入っていた。教育用NXTのプラスチックケースと併せて、細かい部品の整理が出来て大助かりである。


■ レゴ部品をなるべく使う意義


前述の通りレゴ部品には部品番号が振られているので、レゴ部品だけで作れば、その設計図さえあれば誰でもまったく同じものが作れる。(部品が入手できれば)


そこで、可能な限り、レゴ部品だけで作っていきたい。それ以外のものを使うとしても100均で入手できる程度のもののみとして、一般に入手困難なパーツは避ける。さらに、レゴのパーツでもあまり入手困難なパーツは避ける。


■ ソースの公開


ブックスキャナが完成した場合、そのために私が書いたソースをすべて公開する。そのときには、LeoCADで設計図も作って公開するつもりだ。



■ 本ごとの調整


本のサイズごとに何らかの微調整が必要になると思う。


私の場合、同じサイズの本が大量にあるので、同じサイズの本ばかりを順番に取り込んで行くつもりなので、本のサイズごとの調整はそれほど苦痛だとは思っていないが、この仕様が気に入らない人は、私が公開するものに改良を加えていただきたい。

*1:日本の代理店ではアフレルから購入できる。商品への直リン : http://afrel-shop.com/zc/index.php?main_page=product_info&cPath=67&products_id=190