ひとりセッションの可能性(1)


ピアノはピアノだけでひとつの曲を完成させることができる。これは、ひとえに同時にいくつもの音を奏でることの出来る、その機構のおかげだ。


フルートなどの単音しか出ない楽器に対する大きな不満は、それ単体で曲を完成させられないことである。すなわち、同時に二つ以上の音が出せないということである。


KORG MA-30 コンパクトメトロノーム

しかし、重ね録りを利用すればひとりで和音を出したり複数の旋律を同時に奏でたりすることが出来る。これは、クリック音のしないメトロノームなどを使って正確なテンポがキープできるなら簡単に実現できる。欲を言えばまともな録音用の機材とパソコンの動画編集環境が必要欲しいところだが。


組曲『ニコニコ動画』を篠笛で吹いてみた
http://www.nicovideo.jp/watch/sm836593


(つづく)