大人のためのピアノ入門(10)
前回の続き
■ スケールとアルペジオ
初見弾きで何を弾きたいのかにもよるが、ポップス中心に考えているならば、スケールとアルペジオの練習は外せない。 「ピアノテクニック12か月~脱力のタッチのために~」は、「コルトーのピアノメトード」に取り組む前段階の脱力訓練のためのテキストとしてよく使用される。 |
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ポップスで要求されるようなコードの理解のためにも、ジャズの練習をやるのも悪くないと思うので、教則本をいくつか挙げておく。 中島 久恵さんの「ジャズの練習」は解説も丁寧なので2冊セットでお勧め。 レオ・アルファッシーの「ジャズ・ハノン」と「ブルース・ハノン」はアメリカでも人気の高い教材。 「オスカー・ピーターソンのジャズ・ハノン」は現役ジャズピアニストとして活躍している氏の教則本。 |